ぶくぶくコラム

2024.4.5 第360号

熊本市 H・K 様

人の書棚は気になるもの


皆さんは、人がどんな本を読んでいるか気になりませんか。

 私は、書店で立ち読みしている人の横を通る時に、その本の表紙を横目でチラリとチェックします。テレビで大学の教授がインタビューされている時、研究室の書棚の本のタイトルが気になってインタビューの内容が頭に入ってきません。また、雑誌で著名人がこんな本を読んできたという特集があると、その雑誌を買って読んでしまいます。書棚を見れば、その人の人となりがわかると言われています。

 確かに、自宅を訪ねてきたお客さんに自分の書棚を見られるのは、何だか自分の頭の中を覗かれているような気がして、少し恥ずかしい気持ちになります。そこで、「天才読書」という本を紹介します。その中では、世界をリードする3人の天才、テスラのイーロン・マスク、アマゾンのジェフ・ベゾス、マイクロソフトのビル・ゲイツらのこれまで読んできた100冊の本が紹介されています。しかも、これらの本が彼らの人生や思想、言動、行動にどのような影響を与えてきたのかについて解説されています。彼らに共通する点は、科学から経済、経営、SF小説、歴史に至るまで、実に幅広く大量の本を読んでいる読書家であるということです。

 例えば、イーロン・マスクがスペースXで宇宙を目指すことや、AI開発に警鐘を鳴らすのも、彼が読んできたSF小説や歴史書から多大な影響を受けていることがわかります。まさに、天才たちの書棚を見ることによって、天才たちの頭の中を覗くことができるわけです。もちろん、私は天才に遠く及びませんが、これまで読んできた本が、今の私の血肉になっていることは間違いありません。

 そして、なぜか自分の書棚を毎日眺めていると気分が落ち着きます。もし、この本の中で興味のある本が見つかったら、メトロ書店で購入して読んでみてはいかがでしょうか。天才たちの考えに、少しでも共感できるかもしれません。

書籍名 天才読書 = 世界一の富を築いたマスク、ベゾス、ゲイツが選ぶ100冊
著者 山崎,良兵
出版社 日経BPマーケティング
価格 2,640円
概要 天才イノベーター3人が選ぶ100冊を一挙紹介!イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ。世界一の富豪になった3人は猛烈な読書家。歴史、SF、科学、経済学…古典から最先端まで。珠玉の100冊のエッセンスを詳細に解説!”21世紀の教養”が学べる最高のブックガイド!一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授 楠木建氏推薦!「読んでから読め――手っ取り早く本の内容を知るための要約本ではない。100冊の中から興味あるものを選び、じっくりと読んでほしい。良書との出会いを与えてくれる『ブックガイド』」早稲田大学大学院経営管理研究科教授 入山章栄氏推薦!「ヤバい起業家ほど読書の鬼! この書籍リストは必見だ」テスラCEOのイーロン・マスク、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ──。いずれもイノベーションを起こして「フォーブス」世界長者番付1位になった天才です。実は猛烈な読書家でもある3人が読んだ100冊の本を一挙に紹介します。著者は3人を直接取材したジャーナリスト。天才たちの素顔や知られざるエピソードを交えて、名著・良書の読みどころを丁寧に解説します。古典だけでなく、教養のアップデートに役立つ最先端の本も網羅。”21世紀の教養”といえる100冊のエッセンスが学べる、最高のブックガイドです。
ISBN 9784296109579