メトロ書店さんに心からの感謝の気持ちを届けます。私の好きな「ちびまる子ちゃん」の漫画本が全巻揃っているからです。
「ちびまる子ちゃん」に興味を持ったのは、昨年から。ネットで知り合った一人の女性(三十代)が好きな漫画だと教えてくれたから。何がそんなにいいのかしら、さくらももこさんのエッセイも含めて自分も読んでみようと思いました。彼女が生まれた頃に漫画が始まり、十代でアニメが始まる、まさに「ちびまる子ちゃん」とともに育ってきた世代。そして大人になった現在も身体と心の病を抱え、日々を必死で生きていますが、外出できないくらい体調が悪化する時があり、その辛い日々の心の支えが「ちびまる子ちゃん」だったと分かりました。
さくらももこさんのエッセイは、デビュー作の「もものかんづめ」からほとんど文庫本で書店に並んでいたので片っ端から買って読んでみました。ももこさんが自身の分身として作ったキャラクター「ちびまる子ちゃん」の漫画の初版は一九八七年。まっさらの印刷された本を読みたかった、彼女の心の目で。まる子が、さくらももこさんが何を読者に伝えていたのかを。
七十年代の懐かしい世界が描かれ、それでいて新しい感じ。一巻に収められたお話は、家族とのやりとり、学校での出来事、自分が感じた思い、故郷・清水の町の話題というどこにでもあるような内容なのに、充分大人になった私でも、まる子の子供らしさやドジぶり、体いっぱいで表す喜びと密かな悲しみやたまちゃんとの友情や正義感と江戸っ子言葉も可笑しくて、とても心が癒されました。今や大ファンです。
つい最近、「さくらももこ展」を横浜まで観に行きました。そして、来年一月から三月まで長崎県美術館でも九州で唯一開かれます。メトロ書店で毎回三巻ずつ漫画本を買って、先日ようやく全巻制覇しました!メトロ書店よ、ありがとう。
*編集長より:H・M様
いつもメトロ書店をご利用下さりありがとうございます。しかも、毎回「ちびまる子ちゃん」を三巻ずつお買い上げ頂き誠にありがとうございます。
「ちびまる子ちゃん」でクスっと笑って楽しい毎日が送れれば良いですね。これからもメトロ書店をご愛顧の程よろしくお願いいたします。
書籍名 | ちびまる子ちゃん |
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著者 | さくらももこ/著 |
出版社 | 集英社 |
価格 | 484円 |
概要 | “さくらももこ”は小学3年生。とても小さくて女の子だから“ちびまる子ちゃん”とよばれている。そんなまる子ちゃんが、おかしな家族の人たちや学校のお友だちとくり広げる、愉快な日常絵日記コミック。 |
ISBN | 9784088534138 |