特集

2023.7.5 第351号

疲れたときの笑いと癒しのコミック

長崎本店 コミック担当:瀬戸千恵子

みなさま、こんにちは。今月はおすすめコミックを紹介を致します。

何故かほのぼの日常コメディばかりになってしまいました。疲れた日々に笑いと癒しをどうぞ。

■『ばらかもん』全18巻 ヨシノサツキ スクウェア・エニックス

書道界の重鎮を殴った罰として日本西端の島で一人暮らしを始めることになった若きイケメン書道家・半田清舟。都会育ちの彼の前に現れる島民は個性豊かな人たちばかり。慣れない田舎暮らしに戸惑いながら、書道家として人として少しずつ成長していく物語です。長崎・五島列島が舞台となっており、『ばらかもん』は方言で『元気者』という意味だそうです。2014年にはアニメ化もされ人気を博しました。7月14日頃には何と最新刊19巻が発売。12日からは実写ドラマも放送開始となり非常に楽しみです。

書籍名 ばらかもん(19)
著者 ヨシノサツキ/著
出版社 スクウェア・エニックス
価格 730円
概要 おかえり、ようこそふたたび島へ。ばらかもん、4年7か月ぶりの新刊! 半田が書道教室を開いて数か月、村には穏やかな空気が流れている。でも…半田はスマホを持ち、ヒロシは東京に慣れ、そしてなるはシューズを履いている!!特別なことは何もない。だけど日に日に、私たちは少しずつ変化し進化していく。2018年に18巻で完結を迎えた大人気ハートヒートアイランドコメディ、おかげさまでまさかのおまけの1冊、日々を綴った19巻!!
ISBN 9784757586611

■『ねこに転生したおじさん』 やじま(@yajima_en)

Twitterで毎日24時頃に更新中の通称『ねこおじ』。ある日猫に転生したサラリーマンのおじさんが人間の頃に勤めていた会社の社長に拾われ『プンちゃん』と名付けられて生活していくお話です。とにかくプンちゃんがかわいい。中身はおじさんだし常に背後に浮かんでるのですがそれも含めて全てがかわいいのです。猫好きや猫飼いさんは飼い主の社長さんに共感する事も多いのではないでしょうか。 6月23日に発表された【次にくるマンガ大賞】WEB部門にもノミネートされました。(結果発表は8月31日)一日の終わりに読んで寝る。この上ない癒しでございます。お隣さんちの猫のてぷちゃんも最高にかわいいのです。紙の本でも手元に置いておきたい!書籍化を心待ちにしております。

■クジマ歌えば家ほろろ』3巻(以下続刊) 紺野アキラ 小学館

中学一年生の鴻田新は鳥のような姿で言葉を話す謎の生物・クジマと出会います。

腹ペコで家についてきたクジマは、そのまま浪人生の兄のせいでピリついた空気の流れる家に春まで居候する事になりました。見た目はペンギンのような宇宙人のようなロシアの鳥(?)らしいのですが鳥にも全くみえません。何とも言えないゆるーい感じが面白いです。料理をしたりホームシックになったり、行事にはしゃぐ可愛いクジマを是非ご覧ください。


書籍名 クジマ歌えば家ほろろ
著者 紺野アキラ/著
出版社 小学館
価格 715円
概要 クジマ、日本の冬を満喫中…!? 鴻田家の皆と一緒に年末年始の帰省をしている謎の生物・クジマ。はじめての餅つき。はじめての羽根つき。はじめての…天敵。そして、はじめての……学校?今巻も沢山詰まったクジマの「はじめて」、とくとご覧あれ…!! 【編集担当からのおすすめ情報】 漫画賞各賞続々ランクインの話題作、待望の第3巻です!さらに『クジマ歌えば家ほろろ』のコミックスを買うと特製しおりが貰える書店フェアも開催中です!!!
ISBN 9784098520510

いかがでしたでしょうか?「ねこに転生したおじさん」以外はメトロ書店全店に揃えていますのでお手にとって見て下さい。

癒されること間違いなしですよ。