ステンドグラス

2022.11.5 第343号

EARTHおばあちゃん

メトロ書店副会長 川崎紀子

 今年の思い出深いことと言えば、高齢のユーチューバーとして人気のEARTHおばあちゃんこと「多良美智子さん」が本の出版記念をかねて来店なさったことだ。 

 すばる社の編集者とユーチューブの撮影を中学の時からなさっている高校生のお孫さんと共にメトロ書店長崎本店に来てくださった。

 もともと昭和三年長崎生まれで、活水を出られて大阪に就職し、結婚後は関東にお住まいの方だ。七年前にご主人を失くされてから神奈川の55年間住み慣れた団地で独り暮らしをなさっている。(出版された本は「団地で、独り暮らし」すばる社刊)

 65歳の時には調理師免許を一年かけてとり、第九を歌う会でドイツ語に挑戦したりと、興味のあることには何でも挑戦するアクティブなおばあちゃんだ。

  朝からラジオ体操を日課にし、調理師の勉強で培った独りの食事を楽しみ、夜はお酒とおつまみの軽い夕食をとられるそうだ。 お目にかかってお話をきくと、85歳とは思えない若々しいスリムな身のこなしとハキハキと話される頭の回転の良さに圧倒された。手仕事がお好きで 、モラ刺繍や編み物、手縫いのお洋服などを日々のルーチンとして楽しまれている。余り毛糸で市松模様のベッドカバーを作成されたとかで、私も作ってみようかなと思った。端切れを使って素敵なコースターを作り空瓶に野の花を飾ったりと、質素だけれど心和む生活を送っていらっしゃる。

 最初で最後の外国旅行もイギリスの湖水地方へ行きたいと思って、一人で参加して、お友達もできたとか。お金の使い方も素敵だ。

お話を伺って、興味がわいたことには何でもすぐに挑戦してみると言う姿勢は、見習わなくてはとつくづく思った。

もう歳だからと引っ込み思案になってはだめなのだ。

 この本を読んで高齢者の皆さんも元気をだしましょう。これからもお元気でご活躍ください。