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今月のメトロニュース
2017.8/10発行 No.267  
特集 版元さんリレーエッセイ ステンドグラス 横浜だより

ステンドグラス
「心に残る映画 」

メトロ書店副社長 川崎紀子

ご存知の方も多いとは思うが、メトロ書店は52年前、当時経営していたニュース劇場という映画館の一隅で生まれた。一昔前の娯楽といえば映画だった。私も良く家族と見に行ったものだ。
でも最近はなかなか映画館に行かなくなった。見ようと思っていても上映期間が短くて見逃してしまうことが多い。
見たいのはほとんど洋画だ。見終わって楽しくなるような映画。元気になるような映画。心がほのぼのするような映画が好きだ。
昔は長編、大作が多くて休憩が入る映画があった。ドクトルジバコ 戦争と平和 アラビアのロレンスなど。又ミュージカルも多かった。回転木馬、南太平洋、サウンド オブ ミュージック、メリーポピンズ、マイフェアレディなど。
先日、新聞でも紹介されていた「マンチェスター バイ ザ シー」を観る機会があった。アカデミー主演男優賞をもらったという俳優さん。名前も良く知らなかったが見終わってしみじみと凄い演技だったと感心した。自分の不注意で子供たちを死なせてしまい、それが原因で妻とも離婚し別の土地で一人ぼっちで暮らしている男の話だ。過去と現在の場面が交錯し、初めはややこしいなと思っていたが、段々ストーリーが分かるにつれ、引き込まれて行った。やり場のない深い悲しみを抱え、回りと協調せず、自分の殻にとじ込もっている男。それが兄の死で甥と関わることになり彼の成長を見守ることで少し明るい未來が開けていくという場面で終わる。
この映画は映像でしか表せない情景描写や主人公の表情、彼を取り巻く回りの人々の優しさなど良く描かれていて、心に残る作品だ。
映画は視覚に訴えて本では表せない表現ができるもの。又、本も映画では表せない内面の奥深さがある。どちらも魅力的だ。
これからも本も映画もどんどん体験していこうと思っている。

 

 
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