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今月のメトロニュース
2017.3/14発行 No.262  
特集 版元さんリレーエッセイ ステンドグラス 横浜だより

ステンドグラス
「DEJIMA AGAIN 」

 

先日出島表門架橋イベント「架けるを楽しむ」に参加した。江戸時代、出島と江戸町を繋ぐ橋が架かっていた川は幅4,5メートル。現在は30メートルあるので、当時と同じ橋を復元することはできない。そこで、欧州の設計事務所と地元の造船所(大島造船・久保工業)の技術を駆使して新しい橋が完成した。出島側に重さがかからな いように「テコの原理」で設計されたそうだ。
イベントには先着200名に文明堂さんのカステラとコーヒーが振舞われた。お天気は良かったが川風が冷たかったので、架橋準備を待つ間のカステラと 暖かいコーヒーは有難かった。
1時間半ほど見ていたが、なかなか着手しそうにないので、出島のすぐそばにある本社に戻った。8階の応接室からは出島が見渡せるのだ。仕事をしながら部屋に出たり入ったりしながら、窓の外を眺めることにした。
さあ、もうそろそろかなと思って橋が置かれていた対岸をみると、「OH、MY GOD!」。橋はすでに架けられていた。なんと550tのクレーンが動く最高の瞬間を見逃してしまったのだ。
早朝から数時間じっと眺めていた多くの方々に脱帽。 楽して片手間に見ようとしていた私が悪いのだ。行列に並んだり、じっと待つことが嫌いな私には当然の報いであった。
新しい橋は太鼓橋型ではなくフラットでスッキリしていて、江戸町側から出島が良く見え違和感がなかった。
出島が完全に復元されるのは2050年。もう私はこの世にいない。しかし、この架橋イベントを真近で見たことは孫たちに伝えていきたいと思っている。  


(メトロ書店 副社長 川崎紀子)

 
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