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今月のメトロニュース
2016.9/9発行 No.256  
特集 版元さんリレーエッセイ ステンドグラス

版元さんリレーエッセイ

「サンマーク出版 斎藤竜哉様」

3月に登場したPHP研究所の瀬田成俊さんからご紹介いただき、二つ返事で寄稿をお受けしたのだが、「本に関することなら何でもオーケー」といわれて戸惑ってしまった。

本づくりという仕事に携わって20年以上になるが、本について語れるほどよい読書人であったとも思えないからだ。 そもそも私が本にかかわるようになったのは、思春期の頃のコンプレックスからである。人とかかわるのに苦手意識をもっていた私は、なんとかそれを乗り越えたいと思い、自分を変えてくれる本を求めて、書店や図書館に通うようになった。 その頃よく手にしていたのは、心理学や対人関係の本。やがて「思いは実現する」といった成功哲学の本にはまっていく。

その頃出合った、百年前の思想家・R・W・トラインの本は、後年自分で編集して、『人生の扉をひらく「万能の鍵」』(吉田利子訳 サンマーク文庫)というタイトルで出版した。 そんな動機から本にかかわってきたので、私が担当する本は「どう生きるか」というテーマのものが多い。読んでくださった方から、「生きるのが楽になった」「勇気がわいてきた」「ほっとした」などという声をいただけるのが一番うれしい。

2004年に刊行した『生き方』稲盛和夫著(サンマーク出版)は、まさにそうした声を多数いただきながら、10年以上もロングセラーを続けている本である。カリスマ経営者である稲盛さんが「ど真剣」に人生と向かい合い、数々の困難を乗り越えるなかで生み出してきたその人生哲学は、時代を超えて人々の心を動かすのだろう。

同様に16年かけて10万部を突破したのは、「祈りの詩人」といわれた坂村真民さんの『詩集 念ずれば花ひらく』(サンマーク出版)。真民さんは2006年に97歳で亡くなられたが、人の心をはげます力強さと包み込むようなあたたかさをもった詩をつくり続けてこられた。作品もさることながら、その生き様に心酔するファンも多い。真民さんの詩は、臨済宗円覚寺派管長である横田南嶺さんが出された『二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう』(PHP研究所)でもくわしく解説されている。

「生き方の達人」というべき方とお会いできるのが、この仕事の醍醐味である。そうした先生方から教わった知恵を、これからも読者に届け続けていきたい。


『人生の扉をひらく「万能の鍵」』
ラルフ・ウォルドー・トライン
(サンマーク出版、756円)
『生き方』
稲盛 和夫
(サンマーク出版、1,836円)
『詩集 念ずれば花ひらく』
坂村 真民
(サンマーク出版、1,080円)
『二度とない人生だから、今日一日は笑顔でいよう』
横田 南嶺
(PHP研究所、1,296円)
斎藤編集長、ありがとうございました。来月は初・角川書店久松様の予定です。どうぞお楽しみに


【サンマーク出版 斎藤竜哉様プロフィール】
1968年東京生まれ。早稲田大学卒業後、サンマーク出版に入社。手がけた本は120万部を突破した『生き方』(稲盛和夫)をはじめ、『水は答えを知っている』(江本勝)、『きっと、よくなる!』(本田健)『「そ・わ・か」の法則』(小林正観)など。趣味は、以前はジャズバンドでトロンボーンを吹いていたが、いまはたまに行く旅行ぐらい。

 
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