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今月のメトロニュース
2012.1/5発行 No.211  
特集 版元さんリレーエッセイ

特集
年の初め!売れた売れないにかかわらず2011年一番良かった本

新年明けましておめでとうございます。今年もメトロ書店、メトロニュースをよろしくお願い致します。
さて、毎年恒例の「一番良かった本!」アンケート結果発表です!ご協力いただいた皆様とメトロスタッフの2011年の一冊をご紹介します。ベストセラーからマニアックな本まで大集合!ご協力頂いた皆様、誠にありがとうございました。

一般読者さんの一番良かった本!!
   
四時五分 様
『天帝のあまかける墓姫』
古野まほろ(幻冬舎、1995円)
   
Yoshi1007 様
『水滸伝』全8巻
北方謙三(集英社、全19巻、各630円)
天帝シリーズ5作目。過剰感満載は作者の持ち味、骨格は超端正な本格ミステリ。
1作目『天帝のはしたなき果実』古野まほろ(幻冬舎、1040円)も必読。 今年一番働いた作家かも。
ハードボイルド作家と歴史書の融合が素晴らしい。男のロマンを感じます。
   
ただの人 様
『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・ルイス・カーソン(新潮社、1470円)
   
光る風 様
『日本海軍400時間の証言』
NHKスペシャル取材班(新潮社、1785円)
美しいもの、未知なるものに感動する感性。今の日本人にいちばん求められているものを教えてくれる書物。
帯に「陸軍は暴力犯、海軍は知能犯。いずれも国あるを忘れていた」と書いてあるように、太平洋戦争の当事者たちが反省をこめて告白した、その記録であるが、これは現代の国、会社、組織にもあてはまると考えながら読んだ。そして、「過去は二度とくりかえして欲しくない」と強く思った。
   
子にしたがえ 様
『孤宿の人 上・下』
宮部みゆき(新潮社、上・780円、下・820円)
   
哲 様
『一瞬と永遠と』
萩尾 望都 (幻戯書房、1890円)
娘にすすめられあまり期待せずに読みましたが、最后涙、涙でした。さすが「みゆきさん」でした。
萩尾望都の自伝的エッセイ集であり、既に出ている『思い出を切りぬくとき』と比べるとこちらの方が彼女の内面に踏み込んで描かれている。私には「戦艦ポチムキン」のオデッサ階段を落ちる乳母車の中の赤ん坊と「2001年宇宙の旅」のラストの赤ん坊の対比論が印象に残る。タイトルの「一瞬」と「永遠」についても考えさせられる。望都さまファン必読の一冊。
 
メトロ書店スタッフの一番良かった本!!
   
メトロ書店 副社長 川崎 紀子
『平成猿蟹合戦図』
吉田修一(朝日新聞出版、1890円)
   
本店店長 川原 精二郎
『成功する人は缶コーヒーを飲まない』
姫野友美(講談社、880円)
五島のシーンから始まり五島のシーンで終わる間に繰り広げられる人間模様が、軽妙に描かれていて久々に読んだ痛快小説。 ビジネスマンの食の常識・非常識を集めた本です。  
「会議で眠くなる人が好む○○定食」「残業時に○○を食べるとやる気が出る!」といった食習慣からビジネスがうまく廻りだす方法を紹介した珍しい1冊です!
   
本店 相良 嘉久次
『武器としての決断思考』
瀧本哲史(講談社、861円)
   
本店 大束 美紗子
『図書館戦争』シリーズ
有川浩(角川グループパブリッシング、全4巻、各700円)
著者は「私の職業は軍事顧問」という言い方をしていますが、自分の「武器」或いは装備を点検し、足りないものを補い、古びたものを刷新し、それを使って戦い、結果を出すための「思考」、「教養」を注入してくれました。  
飢えた人に魚を与えるのではなく、竿を与える、魚の釣り方を教える、そんな深い愛情に溢れた本です。
本をめぐっての戦争という世界観と、激甘ラブコメのバランスが良くて面白かった。
   
神戸御影店 主任
香山 幸一郎

『心を整える』
長谷部誠(幻冬舎、1365円)
   
神戸御影店 馬場 崇
『入社1年目の教科書』
岩瀬大輔(ダイヤモンド社、1500円)
常日頃から色々な部分でしっかりしなくてはいけないと感じているのですが、気持ちだけが空回りしていたり、思うように出来ない自分に苛立ちを感じるなど、社会人になって十数年、まだまだ未熟な所は沢山あります。  
そんな私は、この本に出逢うまで、この本の内容を知るまで、どのようにしたらメンタル面が鍛えられるのかな?と悩み、考えていました。しかし、この本は全く真逆であり、『鍛える』のではなく、『整える』と言う考え方にかなり興味を持たされ、一気に読みました。  
まだまだ、『整える』ところまで行くのには程遠いかもしれませんが、ふとした時に数分だけでも『整える』事で違いが出てくると思います。それを実感してみませんか?
私自身、入社1年目ということで読んでみました。今日から変わる一生使える50の指針が書かれた「仕事のやり方が変わると、見える世界も変わる」というコンセプトの自己啓発本です。これから新社会人になる方だけでなく、ベテランの方にもぜひ読んでもらいたい1冊です。
   
博多統括店長 小島 淳代
『ひなた弁当』
山本甲士(中央公論新社、660円)

   
博多店店長 寒川 大輔
『それからの三国志 上・下』
内田重久(文芸社、各609円)

弁当という文字だけで軽い本だと思いきや、リストラされたサラリーマンが人生を変えてしまうという、なかなか面白い作品です。男性の方におすすめです! よくある三国志モノではなく、主役クラスが誰もいないところが、三国志フリークの私の心を揺さぶりました。
文体も、宮城谷昌光ほどクドクなく、北方謙三ほどハードではなく、読み易かったです。
   
博多店店長 寒川 大輔
『DCキャラクター大事典』
スコット・ビーティ 他(小学館集英社プロダクション、4935円)
   
デイトス店 金子 恭平
『錨を上げよ 上・下』
百田 尚樹(講談社、各1995円)
一年も発売が遅れ、かなり焦らされたのも選んだ理由の一つですが、これ1冊でアメリカのコミックスの歴史が半分は分かります。 この本は、昭和30年の大阪生まれの男の半生を綴った物語です。  
幼少時の悪ガキがたくましく成長していく波乱万丈な彼の生き方にページを繰る手がとまりませんでした。  
著者の百田氏には、当店舗にも足を運んでいただきサインまで頂戴いたしました。この場をお借りし改めて、御礼申し上げます。  
『永遠のゼロ』(講談社、920円)を書かれた方ですので興味をもたれた方はぜひ読んでみてください!(もちろん『永遠のゼロ』もオススメです!)
   
博多店 河野 紗織
『フランケンシュタイン』
メアリー・シェリー(光文社、820円)
   
本社 広松 新也
『魂の本 中村全録』
中村一義(太田出版、2940円)
フランケンシュタインと聞くと、怪物の姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。実はフランケンシュタインとは怪物を生み出した人物の名前なのです。  
自らの手で怪物を作りながらも、そのおぞましい姿に怪物を拒絶する男と、生みの親にまで拒絶され憎しみと絶望の内に復讐を誓う怪物。  
ホラーと呼ぶにはあまりにも悲しいストーリーで、女性にもぜひ読んでいただきたいです。
誰にだって「神様みたいな人」がいると思いますが、自分にとってはまさに中村一義がその人です。高校時代に彼の音楽に出会っていなかったら、今の自分は間違いなく存在していません。  
そんな彼の、初の語り下ろし自伝本が出版されました。壮絶な半生で、絶望を知っているからこそ、突き刺さるような真実と、揺るぎない希望を歌えるんだなあと改めて思いました。(※予約限定生産で、現在は入手困難です)

 
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