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今月のメトロニュース
2011.7/5発行 No.205  
特集 版元さんリレーエッセイ ぶくぶくコラム ステンドグラス

版元さんリレーエッセイ

「双葉社 直井 翔太郎 様」
 はじめまして、双葉社第二営業部の直井と申します!
 関西エリアの担当をさせて頂いております。書店様の営業担当になり、もうすぐ2年。順調に太り続け横幅ばかり成長しておりますが、営業マンとしても成長していける様、更に精進していきたいと思います。出身は東京都西部にある町田市というところで、よく神奈川県と間違われるちょっと微妙なところにある町です。
 この町田をモデルに書かれたのが町田市出身の作家・三浦しをんさんの『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫、570円)です。 直木賞を受賞し、最近映画化もされたので、ご存知の方も多いと思います。過去に傷を抱えて他人と深くかかわることを避けてきた主人公の2人が様々な事件に巻き込まれながら、少しずつお互いに心を開いていきます。人と人の繋がりの大切さを改めて教えてくれる良質な青春小説です。読後には、きっと貴方も町田に来てみたくなるはずです!
 三浦さんの作品では、他にも『神去なあなあ日常』(徳間書店、1575円)がオススメです。神去村という山奥の村で突然、林業をすることになってしまった主人公が、林業や村の人々とふれあい成長していく物語です。こちらも『まほろ〜』と同様に人の絆の大切さを感じさせてくれると同時に、改めて日本の自然っていいなぁと思わせてくれます。読後には、きっと貴方も今まで以上に自然を大切にする気持ちが生まれているはずです!
 そして双葉社の三浦しをん作品は文楽=人形浄瑠璃を題材とした『仏果を得ず』(双葉社、1575円)です。タイトルの仏果≠ニは、仏教用語で修業を積むことによって得られる悟りのことを意味するそうです。本書は、主人公の健が文楽の修行を通じて悩みながらも、成長していく物語です。登場人物たちがそれぞれに舞台のことや人間関係や恋などで悩む様子が、生き生きと描かれているので、文楽に馴染みのない方でも楽しめます。合間で文楽の基礎知識や名作の一部分をうまく紹介していて、読んでいるうちにどんどん文楽の世界に引き込まれていきます。読後には、きっと貴方も文楽を観に行きたくなっているはずです!
 単行本時には「王様のブランチ」や朝日新聞で絶賛された、この『仏果を得ず』が7月に双葉文庫から待望の文庫化です!この紹介で少しでも気になった方は、ぜひお近くのメトロ書店で文庫版を手にとってみてください。
 三浦さんの小説は、どれも読み終わった後に題材になっている事や場所を好きにさせる力があると思います。私も文楽を観たり自然の多い山奥に旅行してみたくなったのですが、とりあえずは、この夏休みに久々に町田の実家に帰ってみようかと思います。
 
 
『まほろ駅前多田便利軒』
三浦しをん
文春文庫
\570

 
『神去なあなあ日常』
三浦しをん
早徳間書店
\1,575
 
『仏果を得ず』
三浦しをん
双葉社
\1,575
※単行本のデータです

【直井様プロフィール】
東京都町田市出身、1984年7月生まれ。
 血液型は、まず当てられることのないAB型。担当地区は、新宿・京王線・小田急線と関西エリア。趣味は軟式野球で、今シーズンの目標はカーブでストライクを取れる様にすること。

 
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