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メトロニュース
2009.5/5発行 No.179  
特集 版元さんリレーエッセイ ぶくぶくコラム ステンドグラス

ぶくぶくコラム
「知のソフトウェア」

昨年12月号の「メトロニュース」で立花隆さんのことについて書かせていただきましたが、立花さんはジャーナリストとして数多くの本も執筆していらっしゃいます。そこで、立花さんの文章力の源というのは何なのか、どういう風にして文章力をつけられたのか。それは、立花さんご執筆の『「知」のソフトウェア』(講談社現代新書)という本の中にありました。

『「知」のソフトウェア』
(立花隆、講談社現代新書、756円)


いい文章が書けるようになりたければ、できるだけいい文章を、できるだけたくさん読むことである。それ以外に王道はない。
<<中略>>
文章読本のたぐいは一行も読まなくてよい。ああいうものを読むことで、いくらかでも文章力があがった人を私は一人も知らない。
そこで「いい文章」とはどういうものなのか。「人によっていい文章の判断はちがう。自分がいい文章だと思えばそれでよい。

と、なんとも単純明快でした。要は、本をたくさん読むことで文章力というのはそのうちに身についてくるということだと思います。

この本、実はもう20年以上も前に出版されている本で、私は以前何気なく購入していてさらっと読んだ後はいわゆる「つんどく」状態だったのですが、最近また読み返してみたのです。

上記のほか、ジャーナリストとしての取材の方法とか情報整理のやり方とかいろいろな方法論が書かれていますが、これは私のような一般人でもとても参考になるものでした。今はインターネット等の発達で少しはそのやり方も変わっているのかも知れませんが、基本的なスタンスは今でも十分に通用するものだと思います。

しかし、この本の最後では「自分で自分の方法論を早く発見しなさい」と結ばれており、この本はあくまで方法論の参考に過ぎないという意味が込められていました。「方法論」というのは確かに個人個人違うのだと思いますが、「たくさんの本を読む」ということはそれだけ「自分独自の方法論」に近づいていく一番の近道だとも感じました。
大村市 N様

 
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