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今月のメトロニュース
2009.5/5発行 No.179  
特集 版元さんリレーエッセイ ぶくぶくコラム ステンドグラス

版元さんリレーエッセイ
「中央公論新社 H 様 」

  はじめまして。中央公論新社 販売促進部のHです。30歳までは、取次会社で人事総務、営業、映画・アニメの版権投資ビジネスなどの仕事をし、現在、中央公論新社営業局にて、書店様の担当をさせていただいております。

 先日、本屋大賞の授賞式に出席してきました。残念ながら弊社の商品は入選していないので、会場の後ろの方で静かにしておりましたが、ものすごく本屋大賞に共感するところがあります。というのも、弊社は近年、中公新書ラクレ『世界の日本人ジョーク集』や中公文庫の堂場瞬一著『雪虫』から始まる「刑事・鳴沢了シリーズ」など、書店様のPOPやお薦めコメント帯を使った仕掛けなどで、お客様の心に響くメッセージを使いベストセラーを創ることが出来ました。どの業界も過去に例を見ないほど厳しい状況ですから、出版業界も新刊を出せば売れるという訳ではありません。いかに、マーケットを的確に判断し、新刊既刊問わず、商品を投入するか、同時に読者の心に届くメッセージを載せることが出来るか。日々、この二点を突き詰めて営業を心がけております。

 そんな背景もあり、最近、「必冊!仕掛人」というプロジェクトを立ち上げました。書店の方々に、これから何か仕掛けてくださいというのは、さすがに気が引けますので、今まで中公作品をこんな形で仕掛けをしたら成功したよ″ という事例を紹介していただき、その事例を書店の皆で共有しましょう、というプロジェクトです。いいアイデアはどこかに転がっています。何より、店頭売上をアップさせる秘訣を無償で提供していただける訳ですから、こちらとしては、何よりも換えがたいものがあります。

 確かに、そんなことをしなくても売れるものを作れというご指摘もありますが、新刊イコール売れるという時代はすでに終わっています。営業という仕事で、書店様のご協力を得ながら、実売が落ち着いている商品を再復活させる! ほとんど動かなかった商品に再度、魂を吹き込ませる! こんな仕事が出来るのも、この出版という特異な業界にいるからこそではないでしょうか?
 そういう私は、現在、二年前に発売された角田光代著『八日目の蝉』をある名古屋の書店様のご協力をいただき、コツコツと売り伸ばしをしております!

『八日目の蝉』
(角田光代、中央公論新社、1,680円)


逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。誘拐犯と誘拐された子。理性を揺るがす愛があり、罪にもそそぐ光があった。角田光代が全力で挑む、サスペンスフルで胸をうつ長篇。



【H様プロフィール】

 神奈川県鎌倉市出身。1975年生まれ。
新宿区・神奈川・静岡・愛知・三重・岐阜・九州エリア担当。趣味は、飲酒とゴルフとサーフィンとサッカー。

 
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