メトロニュース
今月のメトロニュース
Back Number
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年以前
 
原稿募集中!!
Metro Group Links
メトロ書店
メトロ書店神戸御影店
メトロブッククラブ
MMCメトロミステリー倶楽部
MOCめとろおやこくらぶ

 
メトロニュースバックナンバー2008
2008.6/5発行 No.168  
特集  ステンドグラス  版元さんリレーエッセイ  メトロカルチャーレポート

特集
「勝間和代でビジネス書が熱い!」
 昨年秋頃からでしょうか。今まで、ビジネス書コーナーではあまりお見かけしなかったOLさんたちや、わりと若手の会社員さんたちが立ち読みしている割合が高くなったような気がします。おまけに、最近あまりぱっとしていなかったビジネス書の売上がじわりじわりと上がってきています。
  なぜだろう?そう思って、お客様の動向や売上をチェックしてみると、浮かび上がってきたキーワードがありました。
  それは、 「勝間和代」
  今や雑誌やテレビでも大活躍の経済評論家(兼公認会計士)です。
  彼女の著作は、どれもベストセラー上位にランクインし、目が離せない作家の一人になっています。
  今月のメトロニュースでは、そんな勝間氏の本がなぜ売れているのか、その秘密にせまってみようと思います。

勝間和代氏本人が面白い!
  まずは勝間氏の華々しい経歴を見てみましょう。
  1968年東京都生まれ。慶応義塾大学商学部卒業。早稲田大学ファイナンスMBA。現在、早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程在学中。19歳で、当時史上最年少の公認会計士二次試験を突破。
  21歳で長女出産。在学中より、監査法人に勤務するが、ワーキングマザーとしての働きにくさから、アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、チェース銀行およびJPモルガン証券等、外資系企業に勤務。2007年経済評論家として独立。
  内閣府男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。
  1997年からワーキングマザーとその予備軍のためのインターネットサイト「ムギ畑」を主宰。出版社の目に留まり、初の著作『インディで行こう』(ムギ名義、ディスカバー21※現在『勝間和代のインディペンデントな生き方−実践ガイド』に改訂)を出版。2007年独立以来、著作活動が活発になる。
  2005年ウォール・ストリート・ジャーナルから「世界の最も注目すべき女性50人」に選ばれる。2006年エイボン女性大賞を史上最年少で受賞。2008年5月より、チャリティ・ブック・プログラム「Chabo!」を開始し、印税の20%を寄付にあてる活動をしている。同5月、第1回「ベストマザー賞」受賞。3女の母。
  このように、経歴を見ただけでも、とても興味深い人物像が浮かび上がってくると思いませんか?

勝間和代の本は…
勝間氏の本がどうして人気なのか。それはずばり読みやすいからなのです。
何を単純な?と思われるかも知れませんが、内容がそれぞれ面白いのは当然ながら、まず、日本語そのものが読みやすい。やたら難解な専門用語やもったいぶった言い回しがないので、ビジネス書初心者や、そもそも本を読むのに慣れていない人でも理解しやすいのです。
また、右の写真をご覧下さい。
言いたいポイントがフレームワーク化されているので、ページをぱっと開いた瞬間に、頭の中に入れるべき項目がすんなり入ってきます。また、重要な項目に関しては、章末で繰り返し強調されるので、文章全体の振り返りもしやすく、読者側の思考の整理もしやすくなっています。
 

バランス感覚 〜専門知識と生活感覚〜
  勝間氏の著作では、私たち一般人にもわかりやすい事例が多く引用されているため、経済や金融などの専門用語に詳しくない人でも、ストンと腑に落ちる感覚を味わうことができます。
  これはもちろん、勝間氏のキャリアの中で培われた経験によるものも多いでしょうが、彼女の、消費者として、あるいは主婦や母親としての経験によるところも多いのではないかと思われます。このバランス感覚が人気の秘訣なのではないでしょうか。

勝間氏の著作、ターゲットは…
  『利益の方程式』(東洋経済新報社)によると、勝間氏の書籍はメインターゲットを「現在30歳前後の就職氷河期時代を過ごした団塊ジュニア世代とそのすこし下の世代」として、いつも語りかけをしているそうです。なるほど、企業内で入社10年未満の、これから成長していくであろう世代をターゲットにしているため、勝間氏の文章が読みやすく、理解しやすい、というのもこれで納得ができます。(思い返してみれば、冒頭で述べたビジネス書コーナーで立ち読みのお客様たちもこの世代でした。)
  また勝間氏も本著で強調していますが、この団塊ジュニア世代というのは言うまでもなく、日本で2番目に人口の多い世代でもあります。そういう意味でも、勝間作品が売れる構造がうまくできているようですね。
  経済や金融に興味のある方、スキルアップを目指している方にはぜひおすすめです。
  また、一ヶ月に100冊本を読むという勝間氏の推薦図書一覧表も、詳しく勉強したい方には参考になりますよ。

勝間和代氏の著作一覧
  『勝間式「利益の方程式」
-商売は粉もの屋に学べ!』
東洋経済新報社、1,575円(税込)
    『お金は銀行に預けるな
-金融リテラシーの基本と実践』
光文社、735円(税込)
  『勝間和代のインディペンデントな生き方
-実践ガイド』
ディスカヴァー21、1,050円(税込)
    『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』
ディスカヴァー21、1,575円(税込)
  『効率が10倍アップする新・知的生産術』
ダイヤモンド社、1,575円(税込)
    『決算書の暗号を解け!
-ダメ株を見破る投資のルール』
ランダムハウス講談社、1,680円(税込)

現在、メトロ書店各店にて、勝間和代氏の本フェア開催中です。この機会に是非ご覧下さい。
  また、今月は、ディスカバー21より『ビジネス思考法』という新作も出る予定です。こちらもどうぞお楽しみに。
メトロ書店 川崎綾子

 
メトロニュース編集部 〒850-0862 長崎市出島町5-2 川崎興産株式会社メトロ書店 本社ビル1F
TEL:095-826-0433 FAX:095-824-6977 news@metrobooks.co.jp
Copyright 2008-2012 Metro News All Rights Reserved.