2008年4月10日号・第166号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)


ついに結果発表! 2008年 本屋大賞

 
  『ゴールデンスランバー』  伊坂幸太郎 (新潮社、1,680円)
もはや国民的作家!伊坂幸太郎
  ようやく、伊坂幸太郎が本屋大賞を受賞しました。第1回目からランキングに名を連ねるも、2作同時にノミネートされ、票が割れたり(人気の証明ではありますが)して不運だった時もありました。今回、めでたく受賞され伊坂ファンはホッとしたのではないでしょうか。
  クールでドライな世界観、しかしその中で展開される物語には驚くような仕掛けもあり、感動も待っている。と、言葉で作風を表すと矛盾しているようですし、ナンダカヤヤコシイ。簡単に言いましょう、絶対面白い作家です。未読の方、もったいないですよ!
  ここで、伊坂作品を初めて読む方には『死神の精度』(文藝春秋、¥550)をおすすめいたします。文庫本で短編集、しかも本自体が手頃な厚さ。しかし、中身は伊坂幸太郎の魅力がしっかり詰まったものです。入門書としてピッタリだと思います。人間の死を見届けるためにやって来た死神の前で繰り広げられる人間の生き様、死に様が心に響きます。1話読めばすぐ次が読みたくなる、1冊読めば2冊目を読みたくなる。伊坂ワールドをぜひ、体験して下さい。

 
『サクリファイス』
近藤史恵

(新潮社、1,575円)
 
 
『有頂天家族』
森見登美彦
(幻冬舎、1,575円)
 
 
『悪人』
吉田修一
(朝日新聞社、1,890円)
         
 
『映画篇』
金城一紀
(集英社、1,470円)
 
 
『八日目の蝉』
角田光代
(中央公論新社、1,680円)
 
 
『赤朽葉家の伝説』
桜庭一樹
(東京創元社、1,785円)
         
 
『鹿男あをによし』
万城目学
(幻冬舎、1,575円)
 
 
『私の男』
桜庭一樹
(文藝春秋、1,550円)
 
 
『カシオペアの丘で』
重松清
(講談社、1,575円)
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