2008年3月5日号・第165号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)


書店員は見た! 出版社営業部員さんの生態!?

皆さん、こんにちは。メトロ書店統括店長の川崎綾子です。
メトロニュースでもたびたび開催している覆面座談会。
「イマドキのコミックは本当に面白いのか」とか「この恋愛小説はイケてるのか」など、
今まで「本」について取り上げてきましたが、
今月は「出版社(版元)営業部員さん」についてお話しようと思います。

  • 川崎:「大体、版元さんって、みなさん雰囲気似ていらっしゃいますよね。」
  • M子:「そうそう、店に入ってきた瞬間から、あ、版元さんだ!ってすぐわかる」
  • K夫:「そう動きが怪しい。まず、自社の本がある棚をじっくり確認して、他社の本もさっと見る。で、それから我々店員のところに来られますよね。」
  • S郎:「それと、やっぱりそれぞれの出版社の雰囲気を漂わせてますよね。たまに、あれ? と思う方もいらっしゃるけど(笑)」
  • 川崎:「皆さんは、お好きな版元の営業さんっていますか?」
  • M子:「何か物をくれる人かな?東京でしか売ってないお菓子とかオリジナルグッズとか。」
  • 川崎:「あ、私、以前SB社のCさんからお化粧品どっさり頂いたことがあります。広告部で余ったものだけど、って。」
  • S郎:「えー、店長それめっちゃイイじゃないですか?僕なんかいつもS社のSさんから、『いいモノあげるから』って、飛行機の中でもらったお菓子をもらってますよ。うれしいけど。」
  • K夫:「まぁ、一番嬉しいのは配本もらえることだろうけどね(注1)」
  • M子:「あと、ご来店されるときにちゃんとアポを事前に取って下さると嬉しい。」
  • 川崎:「それはありますね。」
  • M子:「せっかく来てくださったのに、シフトの都合上、お休みとか出張だと申し訳ない気がして。」
  • K夫:「2社同時にご来店、なんてこともありますもんね。」
  • 川崎:「かっこいいと評判の版元さんは?」
  • M子:「F社のTさんは女子店員には人気ですよね。」
  • S郎:「店長はいつもH社のTさんが来たらニヤけてますよね。態度が全然違う。」
  • 川崎:「うわバレてた!? でも最近、自分より年下の営業マンの方が増えてきたから、なんか弟と接してるような気がするときもありますね、認めたくないけど。」
  • K夫:「男性についてはわからないけど、女性の営業部員さんは皆さん素敵な方ばかりだと思いますよ」
  • M子:「口がうまいなぁ。でも確かに皆さんキャリアウーマンって感じで。全国中飛び回るお仕事も大変だろうに、いつもキレイにしていらっしゃる。」
  • 川崎:「すごいなぁと思われる版元さんは?」
  • M子:「自社の本はもちろん、他社の本でもたくさん読んでる人かな。」
  • K夫:「そうそう、他社の本を薦められたら、本当は営業的には良くないんだろうけど、この人なら信頼できるな、って思います。」
  • 川崎:「私も伊坂幸太郎を最初に読み始めたのはBG社のEさんのご紹介だったからね。BG社は伊坂作品出してなかったけど。」
  • S郎:「K社のIさんは情報通ですよね。書店については売上データからテナントの家賃まで全て記憶していらっしゃる。すごいなぁと思う。」
  • 川崎:「出版社の人はお酒好きだ、という噂は・・・?」
  • M子:「それは当たりですよ。多分、下戸の方が少ないんじゃないかな?」
  • K夫:「たいていみんなよく飲んでる、っていう印象が。」
  • S郎:「飲むと面白いですよね〜。私生活を暴露する人とか。話の続きが気になっちゃって、仕事の電話の時でも訊きたくなる(笑)」
  • 川崎:「では、話をまとめましょうか。理想の版元営業さんは?」
  • K夫:「事前にアポを取る、希望数を入れてくれる。」
  • M子:「他社の本でもちゃんと読んでいる。」
  • S郎:「私生活が面白い人。」
  • K夫・M子:「それは別にいいやろ!!」
  • 川崎:「はい、皆さんありがとうございました。出版社の皆様、これからもよろしくお願いいたします。また、メトロニュースの『版元さんリレーエッセイ』も人気のコーナーです。ぜひそちらも読んで下さいね。」
  • 注1:書店は売り上げに応じて、新刊配本や注文品の出荷数のランクが決められている。よって、注文しても、入荷数は減数されてくるケースがある。
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