PHP研究所 O
 

 突然ですが、「『PHP』ってなんですか?」と色々な方からよくこの質問をされます。その時、「『PHP』とはPEACE and HAPPINESS through PROSPERITYの頭文字を取って…」などと答えようとしますと大体一瞬で相手の方の顔が険しくなります。なぜかと言いますと、相手は「PHP」の意味を聞いているのではなく、「PHP」はどういう活動を行っているのかを知りたくて聞いている場合が多いからです。しかし、相手がどういう事を聞きたくてその質問をしているのかを判断するのは時として難しいことがあります。
 このような場面に出くわした時に対処する本を一冊ご紹介致します。
伝える力
『伝える力』(池上彰、PHP研究所、800円)です。この本で著者は「伝えること」=「理解すること」をキーポイントとしています。例えば前述の「PHP」についての質問、これが大人からではなく子どもから聞かれたとしたら、意味ではなくその内容を分かりやすく伝えようとしませんか? そして伝える時に必要となるのが「PHP」のことを理解できているかということになるのです。ここで重要なことが自分は良き聞き手となることと、伝える言葉にはそっと愛情を添えることだと著者は強調しています。他にもアナウンサーならではの各界の事例を出しての解説等はまるで池上さんがテレビで話しているようで、すーっと頭に沁み込んでいきます。
  本書は今年4月にPHPビジネス新書として刊行され弊社のビジネス新書としては異例の10万部を突破しています(因みに「PHPビジネス新書」は昨年4月PHP創設60周年を記念して創刊しました)。それだけこの本に「伝える力」があるということだと思います。自社の本ではありますが味読すべき好著であると確信します。職場や就職活動または日頃のコミュニケーションの一助として活用して頂ければ幸いです。

 
O様プロフィール
  愛媛県出身、趣味はスポーツ観戦と温泉。実はメトロニュースで書かせて頂くことは2回目となります。前回は2年半前の春でした。光陰矢のごとしを書くことによって実感しています。
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