「中央公論新社 OT 様」
 

 中央公論新社というと月刊誌『中央公論』・隔週誌『婦人公論』や『日本の歴史』などの全集作品と非常に硬派な刊行物ばかりと連想される方が多いと思いますが、今回はご家族揃って楽しめる単行本を一冊ご紹介します。
  松浦寿輝さんの『川の光』(松浦寿輝、中央公論新社、1700円)という単行本です。
  読売新聞紙上でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、昨年の7月から好評連載された小説の単行本化です。数ある新聞連載小説の中で、単行本化を望む声や続編の連載の有無を確認する購読者の方が特に多かった連載です。
  物語はお父さんとタータ・チッチの兄弟ネズミが棲み慣れた川原をでて、新しい棲家となる川原を探しに旅立つところから始まります。犬のタミーやすずめの夫婦、飼い猫のブルーなど様々な動物達の力を借りながら、川の上流に向かいます。冒険の途中イタチに襲われたり、ドブネズミの帝国や人間の住む駅・繁華街など危険な場所をくぐり抜け…とページをめくる手にも汗が滲みます。ラストまであっという間の400p一気読み間違いなしです。
  実際に連載時に使われたかわいい挿絵やタータとチッチの冒険マップが特別に描かれています。
  また、難しい漢字にはルビを振っています。是非この夏休み皆さんで読んでみてはいかがでしょうか?

 
OT様プロフィール
 趣味が食べ歩きとちょっとのスポーツ。年々体重ばかり成長を続けている30代の営業マンです。
  ご当地の美味しいものをいただきながら、日々九州の勉強中です。今後とも宜しくお願いします。
メトロニュース Copyrightc 2007 Metro News All Rights Reserved.
このページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。