福岡県 T様
 
「カジノロワイヤル」 イアン・フレミング 創元推理文庫
メトロニュースの読者なら同感してくれると思います。本のある生活の愉しさを。
例えば、休みの前の夜、コーヒーとチョコレートを傍らに、楽しみにしていた本を読む時間。今からの季節ならビールとグリコのクラッツでも(旨い)。もちろん旅に文庫本と化粧品のサンプルを忘れることはできません。新幹線で時折窓の外の風景を確かめながら、読む楽しさ。ホテルでテレビをつけっぱなしにして、少々疲れた体と気分で、寝ながらページをめくるのはちょっとした至福です。
ありふれた形だけれど、あくまでも自分だけの楽しみを読書から味わっている私ですが、最近のお気に入りはイアン・フレミングの『カジノロワイヤル』。年末年始に公開された007映画の原作ですが、面白い。映画(傑作)の良さも再認識できます。
また007シリーズでロマンチック度で選ぶなら『女王陛下の007』でしょうか(映画も良い)。「旅が好き」「実はブランドが気になる(買えないが)」「感動を押し付けてくる本や映画はちょっと…」そんな人にこのシリーズをお薦めしたい。ストーリーは奇抜でも、描写はシャープで的確、そしてどうしてもシックな趣の、大人の読み物です。
今春には1930年代、英国の名門イートン校の生徒であるジェームズ・ボンドが活躍する『ヤング・ボンド』も出ています。少年少女向けのオーソドックスな冒険小説ですが、大人でも読み応えあり。本の装丁、挿絵もセンスがあります。
私はベストセラー以外の本を読むことが多いので、店の書棚に探している本がないことも。
そんなときは書店でお取寄せ。ゆっくりと本を待つ時間、これも楽しみの一つかもしれません。
 
メトロニュース Copyrightc 2007 Metro News All Rights Reserved.
このページに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁じます。