2007年1月5日号・第151号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)

スタッフに聞きました。売れた売れないに関わらず
2006年一番良かった本

 
本店副店長 山下顕治
「失敗は、顔だけで十分です。」
(綾小路きみまろ、PHP文庫、¥500)

毒舌講談師、綾小路きみまろさんの「ネタ帳」です。
1ページ1ネタ、ライトな1冊ですが、食事中に読むのは×。噴き出してしまいます…。あと、このネタを夫婦間で使うのも厳禁!大喧嘩になっても当店は責任持てません…。
本店副店長 田中政美
「樋口可南子のものものがたり」
(清野恵理子、集英社、¥2,835)

前作から4年半、ついに第2段がでました。こだわりぬいた美しい写真、その写真に寄り添うかのように清野恵理子さんの文章がしたためられています。一年を始めるのにふさわしい1冊です。
浜町店店長 保池絵美
「君を失って、言葉が生まれた」
(藤川幸之助、ポプラ社、¥1680)

末期がんに冒され,残された日々を激しく切なく生き抜いた最愛の妻。残された僕。長崎在住の作者、藤川さんの実体験をもとに描かれているからこそ、全ての言葉がリアルで、胸が締め付けられます。大切な人たちを、心から大切にしよう。そう思える1冊です。
博多店副店長 樗木一秀
「ハローバイバイ関暁夫の都市伝説」
(関暁夫、竹書房、1260円)

某深夜番組をご覧の方なら、たまらん本です。「松尾芭蕉は服部半蔵だった。」などのそれだけ聞くとバカバカしい話が、笑えるというより妙に納得させられてしまいます。
千早店副店長 柴田一成
「ONEPIECE 44巻」
(尾田栄一郎、集英社コミック、¥410)

これほど笑いと感動が同時にやってくる本は他にありません!(ラスト泣きました)絆や友情やら、見所をあげればキリが無い。今年最高の一冊です!!
本店 主任 山口美奈子
「みいつけた」
(畠中恵、新潮社、\980)

最近はしゃばけシリーズを愛読されている方もかなり増えているようで非常に嬉しい!「しゃばけ」はほんわかした挿絵も魅力。若旦那の幼い頃を描いたこの絵本は一見の価値あり!です。
本店 文芸書・ビジネス書担当 東野慎一郎
「10ドルだって大金だ」
(ジャック・リッチー、藤村裕美他訳、河出書房新社、¥2100)

上質な軽いタッチのミステリ集と、油断して読んでいましたら「世界の片隅で」の最後の一文に心を鷲掴みされました。そう、やっぱり本を読むことは幸せです。
本店 文庫・雑誌担当 池内友美
写真集「うめめ」
(梅 佳代、リトルモア、¥1890)

まず、目にとまったのが帯に書いてある私のお気に入りバンド“くるり”岸田のコメント。『体育帽のゴムの塩っ辛さを想起させるセンチメンタル』…まさに!さすが岸田!言いたいことを代弁してくれます。見たら最後の最強ご近所写真集★とにかく中を見てみてください。きっと笑いをこらえきれずにレジへ直行…。ウシシ
千早店 小島淳代
「風は山河より1、2巻 全5巻」
宮城谷昌光、新潮社、¥1785)

彼の愛読者なら皆思ったでしょう。 宮城谷=中国もの という定義があったのに、なぜ、なぜ、今、日本の歴史小説を書いたのか。そして今回の時代は戦国の世。菅沼新八郎という男(誰だろう?)がどう進んで行くのか!!
またしても宮城谷ワールドにはまっていくのでした・・・
博多店 吉田裕
「すぐできるらくらくネット株入門」
(足立武志、高橋書店、¥1155)

書店で2年半の間ビジネス書を担当してきた私ですが、ここまで初心者にわかりやすい入門書は他にはないと思います。ネット株を始めるにあたって面倒くさい初期登録や設定など、ページの指示に従ってすすめるだけで いつのまにか済んでいるというこのすばらしさ。私はこれで3億儲けました。(となりたい・・・)
本店 専門書担当 菅 秀広
「RAINBOW@〜N」
(原作:安部譲ニ、作画:柿崎正澄、小学館コミック、¥530) 

山口主任に薦められて読み始めました。−湘南特別少年院ニ舎六房−そこで出逢った7人の少年たちの、戦後間もない時代を熱く駆け抜ける
青春群像です。正直、彼らの友情や生き方に涙してしまいました。男ならば、絶対に胸をうたれるはずです!
博多店 金子恭平
「夢幻紳士 逢魔篇」
(高橋葉介、早川書房、¥1365)

帝都で探偵業を営んでいる夢幻紳士こと夢幻魔実也が様々な「魔(妖怪)」に逢う話。連作短編になっているので単独でも楽しめますが、先に発売された「幻想篇」とあわせて読むといっそう楽しめます。
余談ですが、知人4人に薦めたら4人ともに面白いという感想でした。うち3人はシリーズを集め始めたようです。「DEATH NOTE」の小畑健先生や西尾維新先生も好きな漫画にあげているそうです。
外商部 吉川綾華
「強運の持ち主」
(瀬尾まいこ、文藝春秋、¥1300)

元OLという異色の占い師ルイーズ吉田の物語。占いに来る人って案外もう答えは決まってて、結局誰かに最後の一押しをしてもらう為にやってくるのかもしれないですね。素直に誰かの背中を押したくなります。(本当は押されたい。)
劇的な展開はないですが、読んだ後心が温かくなって元気になれる一冊です。
   
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本紙編集長鈴木綾子の今年良かった本

2006年一番ドキドキした本
「ヒストリアンT、U」(エリザベス・コストヴァ、NHK出版、各¥1785)

2006年一番泣いた本
「犬のしっぽを撫でながら」(小川洋子、集英社、\1470)

2006年一番読後に印象に残った本
「終末のフール」(伊坂幸太郎、集英社、\1470)

2006年一番カッコいいと思った本
「99999ナインズ」(デイヴィッド・ベニオフ、新潮文庫、\700)

2006年一番面白いと思った装丁の本(もちろん中身も良かった)
「僕たちは歩かない」(古川日出男、角川書店、\1260)

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