メトロニュース メトロニュースメニューへ
今月の特集へ
版元さんリレーエッセイ
ブクブクコラム
サイン会大盛況

2006年11月5日号・第149号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)

小学生のママたちに聞きました
新・教育雑誌どう思いますか?
昨年から今年にかけて創刊されて雑誌売場を賑わせているのは「子供の教育」に関する新しい種類の雑誌たち。創刊当初から話題を呼び、お客様にも人気のようだ。今月号では、これらの雑誌を現在小学生の子供を持つお母さんたちに読んでもらい、その感想を聞いてみた。
*@創刊誌名、A副題、B出版社、  C創刊日、 D発売日、 E値段、 Fページ数、G特集名、 H付録
@「eduエデュー」11月号、A小学生ママの子育て応援マガジン、B小学館、CH18年3月、D毎月10日、E680円、F162P、G「本が大好きな子にどう育てますか?」、H親子ペアミサンガ手作りKit
@「プレジデントFamily」12月号、A子供を元気にする、親も元気になる、Bプレジデント社、CH17年11月、D毎月18日、E680円、F133P、G「頭のいい子の勉強部屋」、Hなし
@「日経Kids+」12月号、A親子の時間に笑い声をプラス、なるほど!をプラス、安心をプラス、B日経ホーム出版社、CH17年11月、D毎月18日、E550円、F154P、G「最高の家庭学習」H遊んで学べる算数国語パズル
@「AERA with Kids」臨時増刊9/15号、A実用性のある親と子の情報誌、B朝日新聞社、CH18年8月(第一号発行)、D3・6・9・12月に臨時増刊号発売、E600円、F162P、G強い頭脳をつくる生活・学習習慣、Hわが子のための算数対話手帳

<アンケートにご協力頂いたお母さん方>
(なお、全員長崎市在住・お子さんは公立小学校)

T・Mさん(32歳・小1長女・2歳次女)
「エデュー」を毎号買っています。学習だけに特化せずに、生活について総合的に書いてあるのが魅力。同世代の内田哉也子さん親子が表紙モデルになっているのもいい感じ。料理のレシピが充実。陰山先生の話が面白い。付録のミサンガは早速親子で作ってみました。本誌の紙質と色合いが優しくて好き。

M・Mさん(34歳・小1長女・4歳次女)
どの雑誌も今まで読んだことはなかった。「プレジデントファミリー」は一見カタい「お受験雑誌」で敬遠しそうだったけど、中を読んでみると、昔ながらの家族愛があふれていたりして意外だった。でもうちにはまだちょっと早いかな。「エデュー」は毎号読んでみたい気がする。

I・Yさん(44歳・小3長男)
どの雑誌もほぼ毎月購入。父親を子育てに参加させようという視点が嬉しい。特に「アエラキッズ」は付録が面白い。先月号の付録「4コマ漫画で国語力を鍛える」は親子で楽しく実践。「プレジデントファミリー」は学校を企業や商品のようにとらえて比較して紹介しているのでわかりやすい。「日経キッズ」は、対象年齢が幅広いので親子で楽しめる企画が多い。また、勉強だけでなく、習いごとや歯の矯正など気になるネタをあげるのがうまい。「たまひよ」(*「たまごクラブ」「ひよこクラブ」妊娠・出産誌)が創刊されたときは、「こんなことまで雑誌になるのか」と驚いたけど、「たまひよ」で洗礼を受けた人たちがちょうどこれらの教育雑誌を読むようになったのかも。

D・Mさん(34歳・小3長男)
転勤族なので、これらの雑誌は学校を選ぶ上での良い判断基準になる。
「プレジデントファミリー」は新聞の広告にひかれて買うことが多い。主人(38歳)に頼まれて買いに行くことも。キャッチコピーがうまく、思わず読んでみたくなる。主人も私立受験組だったので、受験特集は気になるみたい。「アエラキッズ」は、「午前中に体育がある日の料理」などピンポイントで特集を組んでいるので興味深い。

I・Jさん(39歳・小1長男)
「プレジデントファミリー」は日経新聞の広告で面白そうと思って買いました。「頭のいい子の勉強部屋」はじっくり研究、特集内容がとても面白い。「エデュー」は創刊時から興味があった。ご主人(34歳)は、先月号の「担任教師の評価」特集が面白かった、こういう視点で子育てや教育を分析できるのか、と新鮮だった。

本紙編集長(33歳、小4長女、小1次女)
受験戦争、就職氷河期、不景気をともに経験してきた団塊ジュニア世代(*1970年前半生まれ)にとっては、これらの雑誌はすんなり受け入れられるのではないだろうか。「情操教育も大切だが、受験はしないわけにはいかない」、そういった親たちの欲求をよく把握していると思う。
でも、やはり我々のような地方の人間にとっては、所詮、都市部に住む人のためのお受験雑誌である感が否めない。同じような雑誌の創刊が相次ぐ中、地方のマーケットを切り捨てて行くのか、それとも地方も視野に入れていくのか、誌面構成に注目したい。
個人的には、どちらかと言うと拒否感の方が先立つが、あと数年もすれば、結局毎号熟読してるかも。

 

今後の展開に注目・・・ 

雑誌売場に新風を巻き起こした「新・教育雑誌」たち。お客様アンケートを重ねていくと、「出たのは知ってるけど、全然興味ない」「デリカシーに欠ける誌名」などの否定的な意見も。
今後、読者層がどのように変化し、どのようなブームを起こしていくのか展開に注目したい。
ちなみに本店では4誌とも、育児雑誌コーナーにあります。「プレジデントファミリー」のみ、ビジネス誌と育児誌コーナー両方に。ぜひチェックしてみてください。