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文藝春秋 営業部 H・K様

文藝春秋」を耳目に触れられ、皆様は何を思われるでしょうか。
「古臭い会社」「硬い本ばかり出す、小難しい会社」「裁判で負けてばかりの会社」・・・。

正直、私自身、そんなイメージがありました。そして、今でも思い出します。地元・宮崎に住む私の母親に「“ブンゲイシュンジュウ”に職が決まったよ〜」と電話で伝えた時、一言、「女性セブンを家に送ってね〜♪」。それは“小学館”発売!おそらく、行きつけの美容室で愛読していたのでしょう。

私の母を含めて、お客様にとって発売元の勘違いや印象なんてどうでもいい。『女性セブン』であろうが『週刊文春』であろうが、読みたい本・雑誌をお客様はお買い求めになられると思うのです。発売元なんてどこでもよい。そう思いながら私は、勤め先の文藝春秋の本に触れています。

最近、文藝春秋は新たに2冊を刊行しました。長崎NIBで毎週日曜・昼に放送される「たかじんのそこまで言って委員会」で9/17に紹介されて注目を集めた奥野修司著『心にナイフをしのばせて』と、11/3映画公開(ユナイテッドシネマ長崎にて)の東野圭吾著『手紙』です。

この2冊は、前者が“犯罪被害者”に、後者が“犯罪加害者”に着目して物語が進みます。小社・文藝春秋は1ヵ月も経たない内に視点が真逆の本を刊行致しました。節操がないのかもしれません。しかし、そんなことはお客様にとってはどうでもいい話だと思うのです。余程の思いがなければ、出版社云々によってお客様が“買うか、買わないか”をお決めになることは皆無だと思うからです。

私自身、『心にナイフをしのばせて』『手紙』を読み終えた後、清々しさはありませんでした。でも、自分の胸に深く突き刺さる「問いかけ」がありました。読後もしばらくは本を手放せませんでした。一度、手に取ってみて下さい。お客様にぜひお勧めしたい、「文藝春秋」刊行の2冊です。

 



H・K様プロフィール
九州を営業マンとして歩き始めて一年目。リンガーハットが東京にもあるので、よく「ちゃんぽん」を食べに行きます。

*編集部より:平嶋様ありがとう ございました。 来月は初!R社のW様の予定です。お楽しみに!

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