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世界文化社 T・D様


女はそれをガマンできない!? 「温泉」の効能

 夫婦で温泉に行ってきました。昨年11月末に、ちょうど別府でM書店の会合があったあと、嫁さんを別府に呼んで(真面目な九州担当者であれば、2年に1回はマイルで往復航空券がタダになります)、翌日レンタカーで黒川温泉へGO!
 
 実は、ボクが九州担当になった3年前にも、一度黒川温泉を夫婦で訪ねたことがありました。当時も(今も)黒川温泉は大人気で、「入湯手形による露天風呂めぐり」で全国にその名を知られる存在です。その時に泊まった「新明館」という宿のお風呂と料理が忘れられず、3年ぶりに「また行ってみたいね」という話になった訳です。
 
 今回泊まったのも、前回同様「新明館」。ここの主である後藤哲也さんは、実は知る人ぞ知るスゴ腕の持ち主で、『黒川温泉「急成長」を読む』(熊本日日新聞社刊)によれば、「二十歳代の終わりごろからノミと金づちを手に、たった一人で、数年がかりで切り立った裏の岩山を削って岩戸風呂をつくったり、さらには岩をくり抜いて、神秘的な洞窟温泉をつくり上げるなど、まるで青の洞門を三十年かけて掘った僧・禅海さながらの執念の男」とあります。
 
 さて、今回の旅行も、ボクら夫婦を満足させるに充分な内容でした。「新明館」のまるで天然のミストサウナを思わせる前述の洞窟温泉や、囲炉裏を囲んで地野菜・肉・魚をバーベキューでいただく特別料理のほか、もちろん「入湯手形」片手にアウエーの温泉にも入浴しました。温泉の効能を消さないために、入浴後はシャワーで洗い流さずタオルでさっと拭いた状態でまた次の温泉に移る、という黒川ルールも遵守しました。
 
 そこで今回の結論。「温泉の効能が発揮されるのは、温泉場にいるときだけである。」旅行を終え、日常のぬるま湯、冷水、(あるいは人によっては五右衛門風呂のような地獄温泉)を再び浴びることで、温泉の効能は一気に消し飛んでしまいます。 その証拠に、我が嫁は帰りの飛行機でさっそく次の旅行のプランを話題にしていました!
 
 故に、男にとって女は、いつまでたっても「かなわない」存在であり続けるのです。

プロフィール
 神奈川県出身、
 197?年生まれのA型
 高校時代はアメリカンフットボールで全国優勝
 現在の趣味はゴルフと温泉巡り


*T・D様ありがとうございました。来月はS社F様の予定です。お楽しみに!

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