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ステンドグラス

2006年6月6日号・第145号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)

「どんなときに書店に行きますか?」
  お客様アンケートを解く  本店・副店長田中政美
 今回のメトロニュ−スはメトロメンバ−ズカ−ド会員様にアンケ−トをお願いしたものをもとにお送りいたします。
ご協力いただいたアンケ−トの内容は以下の通りです。

Q1:書店にきてあなたは何を一番多く購入しますか?
・ 雑誌 ・単行本 ・文庫 ・コミック ・絵本 ・専門書 ・実用書 ・その他

Q2:あなたが書店に行く基準は何ですか?どういうときに書店に行きたくなりますか?
  ご自由にお書きください。

Q3:あなたが書店に望むことはなんですか?
  ご自由にお書きください。
※ 以上の「書店」はすべての書店を意味します。

早速アンケ−トの結果を発表したいと思います。

Q1:書店にきてあなたは何を一番購入しますか?

1位:雑誌 2位:単行本 3位:文庫 


 
メトロ会員様ということもあってかコミックを抜いて文庫が3位にきたのが特徴的ですね。しかしやはり1位は雑誌です。
 ここ近年、コンビニの影響か全国的に「書店」での雑誌の売上が低迷しているにもかかわらずメトロ書店は皆様のおかげで雑誌の売上が常に昨年対比を上回るというありがたい結果がでています。あぁ、そうなるとメトロ書店の雑誌売り場のどこが魅力的なのかをぜひ、お聞きしたくなりました。
 雑誌は今非常に多様化していてすこし前みたいに例えば女性誌でも・高校生・OL・主婦・・・なんて簡単なくくりではいかなくなっています。「ニコラ」「ピチレモン」などの小学生を対象としたものから、はたまた「ハナチュ−」※花の中学生の略らしい・・・など対象をがっぷり中学生に絞ったものまで守備範囲を広く、なおかつ多様化、細分化されてきているのが現状です。独創性のあることで話題をさらったチョいワルおやじ雑誌「LEON」から、カリスマモデル・エビちゃんがモデルをつとめることで大人気の「cancam」など今は「これ!!」ということがないと生き残りが厳しい雑誌の世界・・・「あらっ、この前まであった雑誌がないわ・・・」などということも。
 今度書店に来られるときはいつもと違った視点でキラリと雑誌をご覧ください。


Q2: あなたが書店に行く基準は何ですか?どういうときに書店に行きたくなりますか?
  
 いちばん多かった答えは「安らぎ」「癒し」を求めて、もしくは何かに迷ったり行動をおこそうとしたりしているときに書店に行く、でした。
「お気に入りの本屋さんにいくと落ち着きます、できることなら毎日いきたい」(33歳、女性、主婦)という、書店員にとってはとても励みになるご意見をいただきました。また「寄りやすいところ・品揃えがあるところ・ポイント制度」(35歳、女性、会社員)などのご意見も。「何かに興味を持ったらまず書店!という感じです。新しくて正しい情報が欲しいときは書店に行きます。ネットという手もありますが、やっぱり本がいちばん信用できる気がして」(33歳、女性、会社員)のご意見も嬉しいですね。

 私は今となっては「書店」は「職場」でもありますが、学生の頃は少ないおこづかいを握り締めて「何か」を探しにいったものです。そして今も自分にカンフルを与えたいときは、仕事をしながら「何か」を探してしまっていたり、そしてレジでお客様の本にハッとすることもあります・・・・。
 中には「ひまつぶし」というご意見も。えぇ、つぶしちゃってください。そして有意義な「ひまつぶし」になることを心よりお祈りいたします。

Q3: あなたが書店に望むことはなんですか?

 「顧客対応(コミュニケ−ション含む)」、「品揃え」
が多くの回答をいただきました。正直、ドキリとするご回答です。
 例えば午前中にTVで紹介されたりするともう午後にはお客様からの問い合わせが殺到したりすることもしばしば。書店員から見れば何度も尋ねられた「本」でも、お客様にとっては勇気を出して問い合わせをして下さった「本」であるということ、そういったお客様の気持ちも忘れずに応対させていただきたいと思っています。

 「書店一般について言うならば、もっと個性的なお店が増えて欲しい。どこも似たり寄ったりな陳列だったりするので。雑誌屋さんではなくて、本屋さんであって欲しい。」(33歳、女性、会社員)は身の引き締まる思いがします。「それぞれのコーナー担当の方の素顔を垣間見たい!各々のシマで担当オススメ本ポップを(偽名でもいいから<笑)定期的に紹介してもらえるとか。メトロニュースでコーナー紹介欄をつくってもらえるとか。」はい!もちろん、そうさせていただきます。

 以上、メトロ書店のお客様アンケートありがとうございました。

 最後に私事になりますが、新刊ではなかったのですがどうしても読みたい本があったので取り寄せて読みました。もう第1章から感銘を受け、夜中に部屋でひとり号泣、その他の章では著者のウイットに富んだ語り口に笑ったすばらしい本でした。が奥付けをみてびっくり。発売されて1年以上経つ本だったのに「初版」だったことです。どうしても「マスメディア」や「書評」、「ベストセラ-」に影響されるのは否めないことですが、それ以外でも書店にはすばらしい本は沢山あり、皆様に手にとっていただく機会を今か今かと待っているように感じます。
 ぜひ、「メトロ書店」に足を運んでいただき、本を手に取って下さい。皆様の有意義な時間のお手伝いをできる書店でありつづけるよう従業員一同がんばっていきたいと思います。
 今後ともメトロ書店をよろしくお願いいたします。
 なお、私が泣いて笑った本が何だったかは・・・、ぜひメトロ書店で副店長の田中を探し出して下さい。こっそり教えちゃいます。