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ブクブクコラム ステンドグラス

2006年1月5日号・第139号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)

売れた売れないに関わらず    BYメトロスタッフ
今年一番心に残った本

本店副店長・山下顕治
「県庁の星」(桂望実・小学館・¥1365)

 四角四面のエリート公務員「県庁さん」が、民間のスーパーマーケットへ出向。堅物のお役人が民間企業の水に馴染めずに右往左往するだけの話かと思いきや…そうじゃない。 スーパーの店員さんたちの考えが県庁さんを変え、県庁さんの真面目さが店員さんたちを変えていく…。
「人の中で働く」っていいよね。そう思える1冊です。


浜町店店長・山口美奈子
「やさぐれぱんだ」(山賊・アーティストハウス・¥1260)

 かわいくやさぐれているぱんだと相方山賊少年の脱力系コミック「やさぐれぱんだ」をご紹介します。「生協の白石さん」と同じく、Webサイトからの書籍化。でも個人的には「生協の白石さん」より断然おもしろいと思います。ぱんだと山賊少年のやりとりの間が絶妙!


外商部部長・野馬新司
「食い道楽ひとり旅」(柏井寿・光文社新書・¥756)

  私の好きな温泉・食べ物・そして旅。この書名にはそのうちの二つが入っている。こういう書名を見るとすぐ逆上してしまう。早速読んでみると、第一章がいきなり『トルコライスの謎を探る・・・長崎』ではないか。うーむ・・・。夜行寝台列車で着いた終着駅‘長崎’。そして長崎の第一印象をこんな風に記している。「それにしてもオシャレな駅ビルである。カフェは[PAPAS]だし、四階(三階の間違い)の書店は「メトロ書店」なんていう泣かせる名前が付いている。・・・・・・・」なんと泣かせる感想ではないか。かくしてわくわくしながら一気に読み上げた次第。


本店主任・田中政美
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」(山田真哉・光文社新書・¥735)

 いわずと知れた今年の売上NO.1新書ですが、なんといってもこのインパクトのあるタイトルがいいですよね!!
 私も家の前をたま〜に通る「さおだけ屋さん」の生活を心配に思ったことがありましたが、この本を読んだときは「ほっ」というよりも、「なななんと!!」と驚きでいっぱいでした。「さおだけ屋さん」のことを心配に思ったことのある心優しい皆さんはぜひご一読ください。きっと目から鱗がボロボロ剥がれ落ちます。読んでいると真っ二つに裂いてしまいそうになる会計本を根底から覆した一冊です。


博多店・川原精二郎
「水煮 三国志」(成君憶著・日本能率協会マネージメントセンター・\1680)

 ご存知の「三国志」、しかしこの三国志は登場人物を現代に置き換えて経営について語っています。
三国志ファンならあの名場面がこんなことに!と楽しめること間違いなしです。


博多店・東野慎一郎
「小さな白い車」(ダン=ローズ・中央公論新社\1680)

 飲酒運転でダイアナ妃を殺し「ちゃった」女の子の話。
この設定を見事にブラックユーモアに仕立て上げ一気に読ませます。感動や衝撃はともかく今年一番の「ポップ」な作品。


博多店副店長・樗木一秀
「レイザーラモンHG」(レイザーラモンHG・竹書房・\1200)

 1日1度はブラウン管に現れるこの生き物。まさか私の職場で商品として現れるとは…。これはもう社会現象フォー!


本店インフォメーションカウンタ・池内友美
「a girl like you 〜君になりたい。」(佐内正史・マガジンハウス・¥3990)

 雑誌「relax」で連載された「a girl like you〜君になりたい」の未使用カットのみで構成された写真集。現在活躍している上戸彩、蒼井優、宮崎あおい、長澤まさみ、麻生久美子、なども登場。も〜う、女の子たちがほんっとにカワイイんです。佐内さんらしい、さりげない日常の写真なのでまるで自分がそこにいるような錯覚におちいりそうなとこも魅力です。写真の合間の渋谷直角のコラムも、くだらなくってついニヤッとしてしまいます。


本店児童書&コミック担当・保池絵美
「きみの友だち」(重松清・新潮社・\1680)

 学校の中の、教室の中の、「ともだち」という社会。
 「みんな」に嫌われたくなくて、「みんな」の中に入りたくて、無理してみたり流されてみたり。でも、たった一人でも「本当の友だち」がいたなら、世界は一変するものです。 自分の学生時代とリンクさせて読むと、かなり泣けます!
 ○年前、まだ初々しい学生の私に、この本を贈りたい。あぁ、故郷・鹿児島の親友、元気かな・・・。


本店ビジネス書担当・吉田裕
「気くばりのツボ」(山崎拓巳・サンクチュアリ出版・\1260)

 みんなと仲良く付き合うには、どうすればいいんだろう?僕がいけないんだろうか?相手がいけないんだろうか?そんな悩みを持っている人におすすめの一冊! 自分を取り巻くすべての人たちと「うまくやっていく」ための「気くばりのツボ」をコンパクトにおさえ、分かりやすく解説した本です。
 気くばりする→(なんとなく)喜ばれる→(クセになって)自分が変わる→(気付いたら)周囲が変わる→(本当に)自分が変わる。



本店文庫担当・菅秀広 
「知っておきたい日本の神様」(武光誠・角川学芸出版・\500)

 神様を数える単位は“柱”。参道は、真中を歩いてはいけない。神様の通る道。
 私の実家は、片田舎の神社です。神職の資格を持ってるので上に述べたことは知っていて当たり前ですが、そうでない方達にとっては初めて知ることかもしれません。本書は、神社・神様の事をもっと知りたいという方にオススメです。知っているようで知らない日本の神様を一堂に会し、その由来、系譜、ご利益のすべてを解説した神社巡り案内の決定版です。


本紙編集長・鈴木綾子が選んだ2005年ベスト作品
<長編・国内編>「半島を出よ」(上下)(村上龍・幻冬舎・上\1890/下\1995)
<長編・海外編>「リリィ、はちみつ色の夏」(スー=モンク=キッド・世界文化社・\1680)
<国内ミステリー>「愚か者死すべし」(原ォ・早川書房・\1680)※昨年末発行
<海外ミステリー> 「ジーヴズの事件簿」(P.G.ウッドハウス・文藝春秋・\2900)
<ベストSF> 「ハイドゥナン」(上下)(藤崎慎吾・早川書房・各\1785)
<ベストエッセイ>「本当はちがうんだ日記」(穂村弘・集英社・\1470)
<一番泣いた本>「その日のまえに」(重松清・文藝春秋・\1500)
<一番スカッとした本>「サウスバウンド」(奥田英朗・角川書店・\1785)

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