メトロニュースメニューへ
今月の特集へ 版元さんリレーエッセイ
ブクブクコラム ステンドグラス 編集後記
小学館パブリッシングサービス九州支社 M・T様  
  
 今年の8月のお盆の時期に九州支社に配属になり、福岡市に住むようになりました。
 ほとんどの関東出身の方が感じてらっしゃると思うのですが、九州は食べ物、特に魚が本当に美味しいですね。特に関東ではサバは、「しめ鯖」にするのですがこちらでは生で食べられるのには驚きました。

 私は、できるだけいろいろなジャンルの本を読むようにしていますが、司馬遼太郎などの歴史小説や歴史に関する本が好きです。
 私の好きな本に井沢元彦の「逆説の日本史」(小学館)という本があります。この本は日本史の定説をくつがえす様な説(つまり逆説)を主張している本です。著者は学者ではないのですがたくさんの学者の論文、著作等を読んでさまざまな視点から歴史を考えていることが伝わってきます。
 
 この「逆説の日本史」では、聖徳太子は不幸な死に方をしていて法隆寺は聖徳太子の怨霊を封じ込める為の寺であるという説を展開しております。興味深い説だと思い、私はこの説の紹介として「逆説の日本史」に引用されていた「隠された十字架」(梅原猛著)も読んでみました。 哲学者である著者の論理的な説明は本当に説得力があります。古代史というのは想像の範囲の多い時代だと思いますが、本当に信じざるを得ない位の詳しい本だと思います。
 
 この様に本を読んでいてもっと知りたい部分が出てきたら、引用されている本、もっと専門的で詳しい本をネットサーフィンする様に次々と本を読んでいくのも楽しいのではないかと思います。
 なぜ、聖徳太子が不幸な死に方なのか、どうして聖徳太子の怨霊を封じ込める為に法隆寺を造ったのかという説を知りたい方は、ぜひ「逆説の日本史」を読んでいただき、更に興味をもたれたなら「隠された十字架」をお読み下さい。読み終えるとあなたの中で「逆説」が今度は「定説」になっているかと思います。
 
 また、メトロ書店では「読書ノート」を作っていらっしゃいます。読書家で知られる立花隆も読書ノートをつけているそうでして出版もされています。
「読書ノート」を、いつごろどんな本を読んだのか、あなたの読書履歴の記録として利用するだけでなく読書な幅を広げるツールとして利用してみてはいかがでしょうか?きっと本棚が埋まっていく様な快感があるのではないでしょうか。

M・T様プロフィール
 2?歳  千葉県出身   趣味は釣り。



*編集部より。M・T様ありがとうございました。九州国立歴史博物館もオープンした今、歴史書が楽しいですね。来月号はA新聞社M様の予定です。お楽しみに!

今月のTOPへ