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このコーナーでは、お客様から寄せられた本に関するコラムをご紹介しています。
「カリスマ獣医の100問100答」

 
長崎市・三浦佳代様


「地球上のあらゆる生き物のなかで、肉眼で『神』を見ることができる唯一の動物は犬である」
東京中野区の野村獣医科Vセンター院長である野村潤一郎氏は、自身の著書の中にこう記している。この場合の「神」とは、その犬の「飼い主」のことだ。
私は自他共に認める大の「犬好き」だが、住宅事情で飼うことはできないので今はフェレットと暮らしている。その前はハムスター六匹と暮らしていたが、皆天に召されてしまった。
そのハムスター達が健在だった頃に読んだ本が、野村獣医の「ドクター野村のハムスターに関する100門100答」だった。数多く出回っているいわゆる「飼育書」ではなく、全く違った観点からハムスターについて書かれたこの本に、私はそれまでのペット飼育に対する観念をくつがえされたような衝撃を受け、笑い、感心し、涙しながら一気に読んでしまった。
野村獣医は、百匹を超える動物を飼育しながら不眠不休で動物達を救うカリスマ獣医である。今ではおなじみのフェレットをブームにした第一人者でもあり、日本で飼われている約十万頭のフェレットのうち、約半分の五万頭が野村獣医の患者だと言う。
著書も多く「100門100答」シリーズにはハムスターのほかに犬・猫・ウサギ・フェレットがある。私は全部読んだがどれも面白かった
動物を飼っている方もそうでない方も、ぜひ読んでいただきたい。専門書ではないのでどなたでも楽しく読んでいただけるはずだ。
読み終わった時、あなたの隣で寝いている犬や猫、回し車を回るハムスター、ケージのなかでご飯を待っているウサギやフェレットがたまらなく愛しくなる、そんな本だと思う。

 

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