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版元さんリレーエッセイ

2003年9月5日号・第111号 news@metrobooks.co.jp(←投稿はこちらへ)

職場体験リポート 学校の先生が書店員??

 先月、社会体験研修の一環として、長崎市内の小・中学校の先生がメトロ書店本店で研修を行った。研修内容は一般のパート従業員さんと同じで、レジ、お客様へのご案内、棚の整理整頓、補充・返品作業、搬入作業など。
 はじめは、どなたも動き方がいかにも「先生」という感じでしたが、研修を終える頃には「書店員」らしくなられたようでした(!?)先生方お疲れさまでした。また、ぜひいらして下さいね。
 以下に、先生方から寄せられた体験リポートをご紹介します。


E中学校 A・Y先生

メトロ書店にての社会体験研修を終えて
 私は現在、保健体育科の教師として、江平中学校に勤務しています。今回10年経過研修の一つである社会体験研修をメトロ書店にて実施させていただきました。店内見回りの仕事は何をしていいかわからない状態からのスタートでしたが、少しずつ本の整理の方法がわかりました。毎日の搬入の仕事もやらせていただきましたが、入れ替えの本の多さに驚きました。又、仕事をやる中で、これまでに聞いたこともない出版社名も多くあり、自分の本に対する知識不足を実感しました。
 5日間では、何がどこにあるかすべてを覚えることはできませんでしたが、何回かお客様からの質問に対して、自分で対応できた時はとても嬉しかったし、少しだけ満足感を味わうこともできました。
それから本を整理している時に気づいたんですが、たぶんお客様が置き忘れたか、途中で買う気がなくなったのだと思いますが、分野の違う本が混ざったりしていることがありました。自分も時々書店で立ち読みすることがありますが、これからは本を丁寧に扱ったり、元の書棚にきちんと返却するマナーをしっかりと守らなければと考えさせられました。
 短い期間の研修でしたが、書店の皆様の親切な説明で仕事内容の一部がよく理解でき、充実した毎日を過ごすことができました。この貴重な5日間の体験を今後の教職生活に活かしていきたいと思います。


M小学校 Y・Y先生
 社会体験研修ではメトロ書店さんにお世話になりました。「本が好き」という理由だけで決めてしまったのですが、快く承諾していただいたことを感謝しています。
推理小説が好きで、読み漁ること20年。三島由紀夫にはまった高校時代。三浦綾子の「氷点」は私の名付け本。もとはといえば、母親が本の虫で、家事の合間に本を読んでいる姿が目に焼きついている。これが本好きになった理由です。
 今の私は、仕事柄、本にふれることが多いのですが、もっぱら専門は絵本、児童書です。これは読むというより読ませるのが仕事なので、いかに子供たちのハートで射止める本を選ぶかというのが私の本とのつきあいです。
 家では2人の子供がいて、同じように育てたのが(親の勘違いかも…)、上の子は本好き、ちなみに1日に児童書3冊は軽く読んでしまう本の虫(ばあちゃん似)。下の子は本には興味なし。好きなものは虫のフィギュアと怪獣…。何がどう違ったのか、謎を残したまま2人はこれを個性として生きていくんだと思うと親の責任というものを感じてしまう今日この頃です。
本との出会いは、人間形成にも大いに役立ち、年取った私でも、まだ成長できるような気分にさせてくれる。これから先もずっと本とつきあって行きたい。
よろしくね、本…。



*編集部より
先生方ありがとうございました。荒川先生の「分野が違う本が混ざっている…」のくだりにはドキッ。実は万引きの前兆にも同じようなことが。書店員にとっては要注意のことなのです。吉田先生は「この本屋さんは何時間いても楽しいわぁ」とニコニコしながら仕事をされているのが印象的でした。 

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