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版元さんリレーエッセイ ブクブクコラム
「夜間飛行」 矢の平マーロウ(MMCメトロミステリー倶楽部会長)

サン=テグジュペリが書いた同名の小説があった。
もう何回読み返しただろう。
そんなことを考えながら羽田から長崎行の飛行機に乗り込む。
最終便だからフライトは当然「夜間飛行」、
おまけに通路側だから居眠りか読書しかない。

で、選んだのは後者。本は実家にあった
「過去を失くした女」(トマス・H・クック.文春文庫)。
実家の姉も私に負けないミステリファンなのだ。勝手に持ってきた本なので余り期待していなかったが、これがまたビンゴ!面白い。

著者とは初見、舞台はNY、主人公が私立探偵となると、ほぼ筋書は限定されるが、主人公の生き様に、失われていた探偵像を見た。
機内販売のビールを2本、キャビンアテンダント嬢(この方もビンゴ!美人)に読書灯を点けて貰い読み耽っていたら、機はもう着陸態勢に入っていた。

空港から市内に向うバスで読書の続き。
諏訪神社下で下車したが、同じ機に「哲」氏(メトロミステリークラブ会員)も乗っていたとは。

「夜間飛行」には居眠り以外の楽しみがある。


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