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 その16 角川書店 販売促進課 九州担当 Y・S様

 「人」との出会いの大切さについて


 
長崎の皆様、初めまして、私は昨年の11月より九州地区の書店様を担当しております。

  唐突ですが、私の職歴を振り返らせて頂きますと、地元の新潟市内で高校を卒業した後、市内の老舗書店に就職して、4年間書店の基本業務等を勉強して私の師匠とも言える先輩に出版社担当者や販売会社担当者と一緒に飲みに連れていってもらったり、仲良くさせて頂き、沢山の人々との出会いが、今後の自分自身のステップに繋がったと思います。
 
 91年3月に大手スーパーグループの書店が新潟市内にオープンするに伴い、一応、書店業務のマネジメントとチェーンオペレーションを学びたいと思い、採用面接を受け、店長として約3年間、新店の認知度アップと売上高の向上を目指し頑張りました。この3年間で学んだ事は「店長が一人で全てをやっても店は回らない。」いかにパート・アルバイトに気持ち良く仕事をしてもらい、お店の明るい雰囲気を作り、挨拶等接客用語の徹底などを中心に考え、品揃えについては、店の向いに大型店のナショナルチェーンのK書店があるので、一般書・ビジネス書では勝負できないと考え、コミック・タレント本・女性向けエッセイ本を強化して、いかに「当店のファン」を作る事を行ってきました。(スーパーの5階にある為、いかにしてお客様を5階迄来て頂く対策)
 
 その結果、オープンから半年間は認知度の問題もあり苦戦していましたが、翌年から3年連続で、売上高前年を越えることが出来ました。これについても前記しましたが、優秀なパート・アルバイトのスタッフの皆様の努力及び、私自身に対して協力して頂いた結果だと今でも感謝しています。94年7月に本社の商品部バイヤーとして、01年5月迄の約7年間、本部一括仕入担当として、各出版社・各販売会社の仕入担当者との人間関係を構築させてもらい、出版業界の仕組みが把握出来、私自身が最も充実した期間だったと思います。
 
 01年6月に14年間、小売り業としての業務を中心にやっていましたが、「出版関係の新しい仕事がしたい」と考え、年齢も当時32歳で「チャレンジ出来るのは今しかない」と思い、「ブックメイト」(角川書店・主婦の友の合同出資会社)に入社し、現在は角川書店で「出版営業の勉強をしてきなさい!」ということで、現在に至っております。
 
 私がこの15年間で重要だと思った事は「人との出会いは」何万回か何十万回あったかもしれませんが、「老舗書店の師匠」や「チェーン書店のスタッフ」や「商品部時代にお付き合いさせて頂いた出版社担当者」など「人との出会い」の中に節目(転機)にターニングポイントとなる「大切な出会い」があるという事です。
 
 私は昨年の11月から書店様を訪問していますが、今、私が最も大切としているのが「書店様との出会い」です。何故なら、前々担当者から「角川書店」に対する風当たりが強いのです。やはり、東京にいるだけでは書店様の販売実績データでしか書店情報を把握することが出来ません。(電話だけの書店営業は不可なのです)現在では毎週九州に出張して、1日5〜7件の書店にお伺いして、「情報と苦言」を聞き、弊社「販売情報」を説明して、次週の本社「販促会議」で書店様の生の声を伝えようと頑張っています。
 
 これからも「話題書」「出版情報」等をメトロ書店様並びに九州の書店様にご提案して、一人でも多くのお客様が書店に来店して、1冊でも多く本を読んで頂ける様努力していきますので、今後とも宜しくお願い致します。

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