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版元さんリレーエッセイ 編集後記
大沢オフィスの3大作家 大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき
出版危機を大いに語る!


 さる11月7日、講談社主宰の「書店未来研究会」の研修会に参加してきた。ゲストは、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの3名。3氏は今年の5月に新会社椛蜻オフィスを設立。日本で最も人気が高いこの3人の作家が集まることによって、出版不況に立ち向かうための新たな試みにチャレンジしようとしている。
 
 今回の会では、参加書店50店、出版社編集者も交えて、パネルディスカッションが行われた。まず、大沢オフィスが発足したいきさつ、公式ホームページ大極宮での活動内容や、今秋行われた出版5社共同の書店向けフェア「大極宮」フェアについて3氏から説明があり、その後、書店でのサイン会のありよう、本のPOPに対する感想や、3氏の理想の書店像など意見が交わされた。
 
 面白かったのは、コミックになぜビニールがかかっているのか(なぜ立ち読みできないのか)という先生方からの質問に対して、ビニールがかかっている方がよく売れるという意見が、参加書店のうち7割以上であったこと。このビニール代、シュリンクの機械、作業が全て書店負担であることを先生方がご存知なかったこと。本の値段が高いと思っている書店が9割だということであった。その他、愛読家としての書店への提言など、書店員として非常に参考になる意見を拝聴した。また「書店オリジナルのグッズがある店は?」との宮部先生の質問に、私も回答させて頂いたりして、有意義な時間を過ごした。
 
 この会での意見を元に、メトロ書店はさらにお客様に喜ばれる書店、本がよく売れる書店を目指して改善、努力していこうと考えている。(編集長・鈴木綾子)


←写真が小さくて見づらいですが、左から大沢在昌先生、 京極夏彦先生、宮部みゆき先生


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