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編集長の読書日記/現代出版社事情???

原稿募集(切実な願い)/メトロニュースの歩み/
本に関するコラムをご紹介します(このコーナーでは読者の皆様からのご投稿をお待ちしております)
最近メトロで買った本 長与町トム・ヤムさん

(書名)『脳死・臓器移植』  (梅原猛編・朝日文庫)  

 昨年、長崎市内から長与町に転居しました。良いところなんだけど、驚いたことに、本屋さんがない! 
(あるのかもしれないけれど、私の行動範囲内には見当たらない。) ううむ、困ったもんだ。
愛しのメトロ書店殿、どうぞ長与町に支店を出しておくれやす。長与町は人口4万人を突破、大学もできて、
魅力的なマーケット、もうかりまっせ!  

 というわけで、市内中心部に出かける度に、メトロに寄っては本を買って帰るのが最近のパターン。
先日買ったのは、この本でした。  

 皆さん、ドナーカードは持ってますか? 最近は、身の回りにも持ってる人が多いですね。
でも、「脳死」とは何なのか、「臓器移植」とはどのようなことなのか、そういうことを十分理解して持ってる人は、
果たしてどれくらいいるのでしょうか。早い話、「脳死は死なんだ、死んだ後の体には用はなく、人様の役に立つ
ことなら喜んで協力しよう」ということで持ってるという人が多いんだろうと思うのですが。  

 実は、「脳死」を「人の死」とすることには、大変大きな疑問があります。また、「臓器移植」自体、非常に多くの
問題を抱えています。そこのところを、医学、法学、哲学、宗教等の立場から政府の脳死臨調に「反対派、慎重派」
として関わった人たちの論文をまとめたのが、この本です。論文ですが、難解ではありません。一般の読者が読んでも
十分理解できるよう、書かれています。  

 ドナーカードを持つということは、自分の命に関わる、とても重大なことです。コンビニで夜食を買うついでに持って
帰って署名する、というようなお手軽なことではないはずです。ドナーカードをこれから持とうかとお考えの方には、
是非、この本を一読されてから、判断されるよう、お勧めします。
   

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