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@「面白かった本のおはなし」(よし・よしえ様)/ A「一生の中で三度本を読む」(S・K様)
「面白かった本のおはなし」 長崎市 よし・よしえ様
「太りすぎの雲」 (わかぎえふ・講談社)

 雑誌に連載してたものなんですが、本の紹介と言うか、自分の好きな本たちについてのエッセイです。
 
 一番最初に出て来てタイトルにもなっているのは以前メトロ書店のお話会の時にブックトークで紹介していたもの(「くものかたち」)。あとは図鑑や図録、写真集なんかが多いのですが、私も演劇をしていたし、世代的にもわかぎさんに近いので(私の方が若いですけどね)興味の対象が似てておもしろかったです。
 
 そうでなくても本が好きな人ならきっと楽しめると思います。
「一生の中で三度絵本を読む」 長崎市 S・K様

 先日、ある講演会で心に残った一節です。1度目は子供の時に親の膝の上で、二度目は親となって子供に読み聞かせる形で、そして三度目は自分自身のために、自分の人生の後半を耕すために…。絵本の中には、人が生きていく上で、とても大切な宝物がちりばめられていますよ…と。
 
 「はっ」とさせられました。子供のために絵本を選んでいた私にとって、絵本を見直すきっかけとなりました。
 
 そんな時、一冊の絵本に巡り会いました。「ポケットの中のプレゼント」この絵本はガンの転移で逝くなった36歳の主婦が病床でつづった二人の息子へのメッセージです。
 
 母親のうさぎが、ジャケットのポケットに毎年お誕生日のプレゼントを入れます。子供の成長にあわせて、歯ブラシであったり、スコップであったり、虫めがねといったように…。
 
 幼かったうさぎの子はやがて恋をする年頃になります。18歳のとき、7つの岩山に登ります。母親のプレゼントである虹色のはちまきをして…。その7つの岩山は、著者が子供に託したメッセージ、人が生きていく上で必要な、7つの岩山なのです。
 
 そして、ついにその7つの岩山をうさぎの子供が登りきった時、大きなリュックサックをプレゼントします。これからは大切なものを自分で見つけて、そのリュクサックに入れるように…と。
 
 20歳のとき、立派に成長したうさぎが手にしたのはお父さんの着ていたジャケットでした。
 
 子育てで大事な事は何か、子供を持った女性としてどう生きていったらいいのか、読み終わってあたたかいものに体が包まれているような気がしました。
 
 これからもすばらしい絵本との出会いを願っています。

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