ミステリークッキング パート2
2001年3月17日(土)14:30〜
イリス九電ビル・クッキングスタジオにて

参加者(敬称略)
  1. オードブル班:若芽、あとむ、タペンス、キーママンの娘、「ブルークラブ・ベブ風」(「検屍官)、「提督風カナッペ」(タイタニック最期の晩餐)
  2. Aパスタ班:ミセス真青、ヤムヤム、ドサ健、増田せりお、「ブラックビーンズのリングイーニ」(「沈黙」R・B・パーカー)「ミートボール入りパスタ」(「証拠死体」)&おまけ「車えびの塩焼き」(茂木風)
  3. デザート班:リンウッド、南瓜、マリア・テクラ「ヴィクトリアサンドイッチ」(ミスマープルが編物をしながら、隣人をそれとなく監視するときに、食べるケーキのこと)
以上、6品すべて「☆☆☆(星、3っちゅ)でした!!」
オードブル班・報告 BY あとむ

「オードブルっていうのはさ・・・」

 「そおねぇ〜1番簡単なのは〜・・オードブルかなっ」とのリンウッド女史のお言葉に「はいはいはいっ」と元気よく手を上げた若芽、あとむ、キーママン嬢(敬称略)の3人、早速はりきって調理を開始いたしました。

 メニューは「ブルー・クラブ・ベブ風」と「カナッペ提督風」…ほお、何てコじゃれた名前の料理なんだ。なになに、カニは身をほぐし、エビは背わたを抜いておくのね。
 
 途中からはやや遅れて登場の探筆巣(敬称略・2)も加わり、さくさくと作業は進みます。
 
 あとはカニ肉とみじん切りした野菜をまぜて・・・それからこっちはエビその他の材料をフードプロセッサーにかける、と。いや簡単簡単。
 
 そう、ここまでは順調だったのです。ええ、ここまでは。
 
 隣や奥のスペースではパスタ班やデザート班がそろそろ仕上げに入ろうかという段階に入っているのに対し、なぜかここにきてモタつきだす我らがオードブル班。
 
 なんだ、マズイぞ、大きく遅れを取っている!しかも「ブルー・クラブ・ベブ風」がいい感じに固まらないという大ピンチ。しかしそこはそれ、プレ新婚さんの若芽、さすが主婦!のリンウッドの機転によって見事にこの危機を脱したのでした。(パン粉つくってつなぎにしたんですよーフードプロセッサーって便利だねぇ)
 
 そして仕上げ。隣のスペースではすでにメインのパスタの試食が始まっています。焦る一同。
 
 ちゃっかりと試食はしつつ最後の焼き上げをして、盛りつけ。可愛らしくパセリをあしらってみたりして。おお、結構サマになっているではありませんか。
 
 お味のほうもなかなかなモノでした。「ベブ風」の方は、洋風のかまぼこ(もっと他に言いようはないのか)という感じ。「提督風」の方は、甘い香りと不思議な食感が癖になりそうな逸品でございましたとさ。
 
 そして最後の最後に誰からともなく出てきた言葉。
 
 「オードブルってさ、メインの前にでてくるもんなんだよね・・・」
 
 いやいや申し訳ない(笑)

*うーん、確かにあの「提督風カナッペ」の不思議な味、一生忘れられそうにありません。まさにあれこそミステリー。(リンウッド)

パスタ班・報告 BY ヤムヤム

 パスタ班は、ミセス真青、ドサ健、ヤムヤムのトリオ・ザ・中年。途中からせりお君が参加しましたが、基本的に老眼の目をしょぼつかせながらのパスタ作りでありました。

  「沈黙」からのメニュー、リングィ−ニ・R・B・パーカー風、「証拠死体」からのミートボール入りパスタの2品のため、ミセス真青の号令のもとパスタを茹で始めるドサ健。緊張を沈めるためか、その手にはシェリー酒(本来は調理用)のグラスが…。
 
 一方ヤムヤムはミートボールを製作。ササッと袖捲る腕も頼もしく、血液型Aの几帳面神話を根底から覆す、ワイルドなミートボールを完成させたのでありました。
 
 また、指揮官・ミセス真青は、口頭で2人に激を飛ばしながらも、着々とリングィ−ニソースを製作。本来はブラックビーンズを用いるも、当日使用したのは血の色を彷佛とさせるレッドビーンズ。ブラックビーンズの代用品ということではあったが、その深き血の色はまさにミステリークッキングにふさわしく、High tea(?)のテーブルに花を添えたのでありました。
 
 良きチームワークの証明か、パスタ2品とオプションのエビの塩焼きはほどなく完成。3品とも非常にハイレベルな出来具合。その勝因は2年前の経験にありとみた。前回は初めてということもあり、手本とした各ミステリーの主人公達が異国の人間であるということをメンバー全員が失念。ほぼ完成という段になってから「ひと味足りない」「コクがない」と騒ぐはめになったのだが、さすが我がMMC、同じ轍は踏まず。調理をスタートさせる前から「味」の推理を巡らした調味料の微妙な調節といい、茹で加減といい、すんばらしいパスタのできあがり。
 
 なぜか居酒屋の香りを漂わせるテーブルを全員で囲み、「うまい、うまい」と舌鼓をうったのでありました。なお、死人もけが人も出なかったのは言うまでもありません。メデタシ、メデタシ。

*勝因は「コンソメブイヨン」にあり。
デザート班・報告 BY南瓜

<恐怖のデザート編>                            
 
 美味なのですよ、これが。その名も「ヴィクトリア王朝風サンドウィッチケーキ」、ミス・マープルがお茶の時間に、近所の物音に耳をすませつつ、もしくはポワロがハイティーを気取った様子で楽しみながら食したであろう、ケーキです。
 
 えっ、どんなケーキかって? 普通のマドレーヌ(市販のパサパサでなく手作りのシットリ系よ)の1.5倍の厚みのもの2枚に、酸味の強いラズベリージャムをはさんだと思し召せ。 
 
 バターの濃厚さと癖のない甘さ、そしてジャムの酸味、これが三位一体となり激しく肉体の快楽中枢を刺激します。たまりませんです、人は何と肉体的快楽に弱いものか!その先に地獄が口を開けて待っているとも知らずして! このケーキ、ざっと計算したところ、一切れ(それほど大きくない)500カロリー以上、これはたぶんビックマック一個と同じくらいのカロリーです。 
 
 「快楽には常にそれに見合った危険が伴う」、
これは人生のスリリングな掟です。我らMMCメンバーは安逸な夢をむさぼるより、あえて危険な道に挑戦します!
 「MMCに栄えあれ!」(たんに食い意地が汚いだけですけどね)。ちなみにビックマック一個は牛丼一杯分とほぼ同じです(コワー!)

*上下2枚のケーキの厚みが微妙に違うところがさすが職人技のチームでした。もう一度同じように焼けといわれても、絶対できましぇん。
以上のレシピがどうしても欲しいとおっしゃる方はメールをください。
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